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『ちはやふる上の句』完成披露に広瀬すずら

【FREE】『ちはやふる上の句』完成披露に広瀬すずら

2016年02月26日
東宝配給『ちはやふる 上の句』完成披露試写会 東宝配給『ちはやふる 上の句』完成披露試写会

 東宝配給の青春映画『ちはやふる 上の句』(3月19日公開)の完成披露試写会が24日夜に文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、その舞台挨拶に小泉徳宏監督(ROBOT所属)、キャストの広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優が登壇した。

 原作は09年第2回マンガ大賞受賞、10年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位獲得、11年第35回講談社漫画賞少女部門受賞、16年1月時点でコミックス累計発行部数1500万部突破などの記録を持つ青春マンガ「ちはやふる」(未次由紀/講談社「BE・LOVE連載」)。

 映画では前後編の二部作で構成、後編の『~下の句』は4月29日より公開。前後編を通して、競技かるた=百人一首に情熱を懸ける高校生たちの友情、恋愛、成長が描かれている。

 当日は登壇ゲストの各ファンらが集まり盛況だった。MCの呼び込みとともにゲストが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。モミジが頭上から降り注ぐなか、続々と現れるゲスト。その動線には「ちはやふる・からくれないカーペット」が敷かれており、映画のモチーフである赤一色の演出が施された。また主要キャストはほぼ同年代で揃っており互いに打ち解けた様子で、舞台挨拶は和やかに進行された。

 映画初主演を務めた広瀬は、「(主演として)先頭に立つことや責任などが全然分からなくて、良い意味、悪い意味かも分からないが、意識せずに役に取り組んだ。でも自分で役への希望を色々と出した。かるたを取るシーンでは、監督が『OK』と言っても、『もう一回やってもいいですか』という様なやり取りを何度も重ねた。現場で味わった感情や雰囲気が刺激的だった。同年代のパワーも実感できた。現場では彼らが引っ張ってくれることが多かったので感謝の気持ちで一杯。そういった全てが映像として映っていれば嬉しいし、財産になった」とコメント。小泉監督は広瀬について、「後1回きりしか撮れないという状況になることがある。そういう追いつめられた瞬間に彼女は素晴らしい芝居を一発で決める。ひとことで言えば『持ってる』という感覚。スターとはこういうことだという瞬間を初めて目撃した」と賞賛した。

 企画・製作幹事は日本テレビ放送網。製作委員会は日本テレビ放送網、東宝、講談社、ROBOT、読売テレビ放送、電通、ジェイアール東日本企画、KDDI、GYAO/STV、MMT、SDT、CTV、HTV、FBS、FBC。制作プロダクションはROBOT。主題歌はPerfume「FLASH」/中田ヤスタカ(CAPSULE)作詞・作曲/ユニバーサル ミュージック。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。