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パルコ他、ドキュ映画『太陽の塔』監督公募

【FREE】パルコ他、ドキュ映画『太陽の塔』監督公募

2016年04月23日
 パルコなどは、長編ドキュメンタリー映画『太陽の塔(仮題)』の監督を公募することを決めた。6月1日から30日まで、公式サイトで受け付ける。

 同作は、芸術家・岡本太郎の残した「太陽の塔」の持つ意味を、大阪万博から半世紀の時を経て、改めて世に問いかける内容。製作委員会はパルコ、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、スプーンで構成(4月現在)。制作プロダクションはスプーンが務める。制作期間は今年秋から2017年12月までを予定し、2018年春の公開を目指す。

 製作委員会は「この映画を『太陽の塔』への愛情を持つ者だけで創りたいのです。その深い愛情を作品に投影してくださる監督を公募いたします。映像制作と技術をもつ者で、本物の愛情と創造的なアイデアさえあれば、あの時代を知らない世代でも映画界の住人でなくても構いません」と呼びかけている。

 まずは映像資料などで一次選考を行い、数名を選定。面接と指定の提出物による二次選考により最終候補者を選定。製作委員会との具体的な条件確認を経て登用する。監督への報酬は、製作委員会規定の監督料と、二次利用については規定の印税とする。著作権は製作委員会に帰属する。

 応募者は、公式サイト(taiyo-no-to-movie.jp)より、太陽の塔への想いや監督としてのビジョンなどをまとめた2分以内のPR動画と、プロフィール資料を提出のこと。通過者本人には通知するとともに、公式サイトで発表する。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。