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石川さゆり、水俣で39年ぶりコンサート開催

【FREE】石川さゆり、水俣で39年ぶりコンサート開催

2017年02月14日
石川さゆり、水俣で39年ぶりコンサート開催 石川さゆり、水俣で39年ぶりコンサート開催

 今年デビュー45周年を迎える熊本出身の演歌歌手、石川さゆりが11日昼夜2回、熊本・水俣市文化会館でコンサートを開き、最新シングル「恋しゅうて」(16年8月17日発売、テイチクエンタテインメント)など全19曲を熱唱した。

 石川が水俣でコンサートを開くのは39年ぶり。1978年、当時20代になったばかりの胎児性水俣病患者の人たちが「若い患者の会」を結成し、成人の証として「大人として認められることを成し遂げたい」と石川のコンサートを企画・運営。それから約40年が経ち、もう一度石川のコンサートを開催して当時の元気を取り戻したいと「若かった患者の会」を発足。石川が趣旨と熱意に感銘を受け、再びコンサートの開催が実現した。

 コンサートの途中、花束を贈呈された石川は、お礼に親交のある大リーグ・イチロー選手のサイン入りバットをプレゼントしファンを喜ばせた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。