閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

台北で海外初本格ゴジラ展「ゴジラ特別展」

【FREE】台北で海外初本格ゴジラ展「ゴジラ特別展」

2018年07月07日
『ゴジラ特別展in台湾』の行列 『ゴジラ特別展in台湾』の行列

 海外初の本格的なゴジラ展「ゴジラ特別展 in 台湾」が、6月30日から台北市の松山文創園区1号倉庫でスタートした。

 会場では、年代ごとの象徴的なゴジラのデザインの変遷が、造形5体とともに紹介されているほか、31作品の歴史、撮影で使用された航空機や戦車、ゴジラ造形などを展示。さらに、クリエイターが使っている道具などを倉庫ごと移設した「スタジオツアークリエイターズルーム」や、撮影スタジオをそのまま再現した「第9スタジオ」、ゴジラ映画の世界観を再現した「瓦礫の街、ゴジラとの遭遇」など、様々な“体感”ができる。

 初日にはオープン前から100人以上が行列を作るなど盛況で、初日から2日間だけで4千人以上が来場した。期間は9月16日まで。なお、オープン前日の6月29日にはプレス発表会が行われ、主催・udnFunLifeのオーウェン・リーチェアマン&ゼネラルマネージャー、共同企画・バンダイの金木勲執行役員メディア部ゼネラルマネージャー、東宝映像美術の郡眞剛企画営業部次長、監修・東宝の広瀬真映像本部 映像事業部 映像企画室 企画制作グループ キャラクターチーム チームリーダー、制作・JBNE DESIGNの齊藤基樹氏が出席。次の通りコメントした。

オーウェン・リー氏(udnFunLife) 展示品は日本から11個のコンテナで運んでくださった。台湾へ上陸するゴジラのジオラマを作成して頂き、東宝様には感謝の気持ちでいっぱい。

金木勲氏(バンダイ) 今回のゴジラ特別展は台湾の皆さんに驚いて頂けるように最新の技術、特別な仕様で展開している。

郡眞剛氏(東宝映像美術) 会場は大きく2つのブロックで構成している。通常撮っている映画の企画から造作、撮影のブロックと、皆さんにアクターになって実際に体験してもらうこと、その2つで成り立っている。

広瀬真氏(東宝) 台湾では日本のアニメーションや漫画が人気だと聞いているが、ゴジラ特別展を機会に、日本と言えばアニメ、漫画だけでなく「ゴジラ」やほかにも特撮の素晴らしい作品があることを感じて頂けると嬉しい。

齊藤基樹氏(JBNE DESIGN) 台北で「ゴジラ」の大きな展覧会を開催するビッグチャンスを頂いた。「ゴジラ」が一体どのような存在なのか、台湾の皆さんに具体的なイメージを実感しお持ち帰り頂くことを目指して、力を合わせて制作してきた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

関連画像