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『カメラを止めるな!』全国で異例の快進撃

【FREE】『カメラを止めるな!』全国で異例の快進撃

2018年07月24日
 ENBUゼミナール配給『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)が異例の快進撃を続けている。各地で満席が続いており、その人気は都内から全国に波及している。累計動員は21日(土)に2万人を突破した。

 21日(土)に公開された名古屋のシネマスコーレでは、1日1回(19時05分)の上映予定だったが、土曜日は午前のうちに完売となり、急遽21時の回も設けたが、それも満席立ち見となった。翌22日(日)も19時05分の回が満席となったため、21時の回を開いたが、これもほぼ満席となった。ちなみに、同週末は同館のほか、イオンシネマ京都桂川、福岡のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13で舞台挨拶を行い、当該の上映回は全て満席だった。

 6月23日の公開初日から上映が続いているK’s cinemaでは、依然初日からの満席記録を継続しており、23日(月)までで、73回連続の満席を記録した。ユーロスペースでは、21日(土)から1日1回の上映となったが、この週末も土日とも満席。23日(月)から急遽ユーロライブでの期間限定上映(1日2回)も始まっている。シネマ・ロサでは、当初1日1回の上映だったが、先日2回に変更、そして21日(土)から1日4回上映に回数を増やし、この土日(21、22日)は8回とも満席となった。

 チネチッタでは、21日(土)に上映した6回のうち3回が満席、22日(日)は5回のうち4回が満席となった。同館では、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』や『未来のミライ』などの夏の大ヒット作を上回り、『カメラを止めるな!』が週末動員ランキングで1位を獲得する大人気となっている。

 全国8館の土日(21、22日)の成績は、動員5485人、興収868万7900円。この成績は前週土日(6館)対比で、動員170・8%、興収169・4%の上昇率。館アベレージは、1日1回の上映館もある中で、興収108万円を超えている。なお、各日の成績は21日(土)が動員2760人、興収433万3400円、22日(日)が動員2725人、興収435万4500円だった。

 22日(日)までの累計成績は、動員2万4928人、興収3858万5390円を記録した。16日(月・祝)までの累計興収は2143万1190円だったが、たった6日間で1700万円以上を上積みしており、勢いはなおも加速中だ。


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※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。