オフィス友惠、新作雅楽ＣＤ２日発売＆配信

　舞踏カンパニー「友惠しづねと白桃房」をアートマネジメントするオフィス友惠が新作雅楽ＣＤ「蓮葉の玉」（読み：はちすばのたま）を10月２日に発売する。

　今作には、２０１７年夏にオランダ大使館後援により都内３カ所の会場で行われた朗読、雅楽、舞踏のコラボレーション公演「夢跡一紙‐黄鐘調」「海に棲む人‐盤渉」「土用‐壹越」用に書き下ろされた「蓮葉の玉」「あしひきの山田の田居に鳴くかもの」「たけくらべ」の雅楽曲３曲が収録。

　公演はオランダを拠点に活躍する俳優ヨェップ・ドーレンを招いて行われたもので、朗読をヨェップ・ドーレンが、演奏を雅楽トリオ・千歳が、舞踏を「友惠しづねと白桃房」の面々が担当。これら三者のコラボで観客を魅了し、３公演とも満席となる盛況ぶりだった。

　楽曲はいずれも「友惠しづねと白桃房」を主宰する友惠しづねが作曲、演奏は千歳の石川高（笙・歌）、中村仁美（篳篥・箏）、角田眞美（龍笛）によるもの。

　ＣＤはディスクユニオンおよび邦楽ジャーナルが運営する通販サイト「純邦楽ＣＤショップＨＯＷ」で購入可能。また、ｉＴｕｎｅｓなど各種配信サイトで世界配信も決定している。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。