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第10回京都映画企画市、優秀賞「夏の踊り子」

【FREE】第10回京都映画企画市、優秀賞「夏の踊り子」

2018年11月01日
 NPO法人映像産業振興機構(VIPO)が京都府と共同で開催している「第10回京都映画企画市‐Kyoto Film Pitching‐」は10月28日、優秀賞作品企画をプロデューサーの白川政彦が手掛けた「夏の踊り子」に決定した。

 企画「夏の踊り子」は、江戸時代の盆踊りは男女が恋する出会いの場でもあった、という切り口。独り身で娘を育てる母でありながら、明るい性格で周りから愛されるハル。ただ一つ皆に反対されていることがあった。それは、危険な助六への淡い恋心。盆踊り当日、助六を見つけたハルは、葛藤しながらも道ならぬ恋に強く惹かれていく――。

 審査では、「女性主人公のキャラクターは現代に通じている。独自性があり、京都府の地域性を生かした極めて実現性の高い企画」と評価された。評価者は掛尾良夫城西国際大学メディア学部招聘教授・学部長、桝井省志プロデューサー、磯村一路監督の3氏。

 同企画には、本編製作を想定した350万円相当のパイロット版映像制作の権利が付与、京都太秦の撮影所協力のもと、パイロット版映像を製作する。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。