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ゴジラ・フェス、1.9万人集客、急遽トークも

【FREE】ゴジラ・フェス、1.9万人集客、急遽トークも

2018年11月06日
初代ゴジラとのハイタッチに長い行列 初代ゴジラとのハイタッチに長い行列

 東宝映像事業部は、ゴジラの誕生日である11月3日に、日比谷ゴジラスクエア、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場で「ゴジラ・フェス2018」を開催した。当日は好天に恵まれ、第1回の昨年(新宿歌舞伎町シネシティ広場)を上回る1万9千人の客が会場を訪れた。

 10時に始まったフェスの会場では、キングギドラサンドやゴジラ餃子といった「Gフード」が販売されるフードトラック、背びれと尻尾を背に写真を撮れるゴジラなりきりフォトスポット、輪投げやヨーヨー釣りができるファミリーコーナーなどを設置。ゴジラ・ストア日比谷出張所では、会場限定商品や先行販売グッズが多数陳列された。

 また、初代ゴジラを再現したゴジラスーツや、今年誕生した子供向け新キャラクター「ちびゴジラ」の着ぐるみが会場に現れると、ファンに囲まれて大人気となった。この日は絵本「がんばれ ちびゴジラ」の発売を記念し、作者のさかざきちはるによるトーク&サイン会も日比谷シャンテ内で行われ、さかざきは「なんとかゴジラ誕生日に間に合わせたかった」と発売を迎えられた喜びを語った。

 日比谷ステップ広場に設けられたステージでは、『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)の静野孔文、瀬下寛之両監督が急遽駆けつけ、サプライズでトークを披露することに。静野監督は「こんなにたくさんの人を集められるゴジラという怪獣に携わることができて光栄」、瀬下監督は「ゴジラはハリウッド映画になっても、アニメになっても、ゲームになっても、VRになっても、舞台になってもどんどん成長していくので、一緒に応援してもらえたらと思う」とそれぞれコメントした。

 そして、フェスの最後は、フィギュア造形作家の竹谷隆之、イラストレーターの寺田克也、雑誌編集者・ライターの岸川靖の3氏がGフードを肴にお酒を飲みながらトークする「居酒屋ゴジラ」を開催。岸川氏が初代キングギドラのデザインについて「元々はブルーグレーっぽい色で塗装していた。円谷さんが塗装を見にきた時、円谷さんは特に何も言わなかったが、スクリプターの鈴木慶子さんが『宇宙怪獣っていうから金色とかだと思っていたのに、普通の色なんですね』って言った。そしたら円谷さんがピタッと止まって『これ明日までに金色にしといて』と言って、急遽金色にすることになった」と解説するなど、ここでしか聞けないエピソードが次々と披露された。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。