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国立映画アーカイブで最古の忠臣蔵映画

【FREE】国立映画アーカイブで最古の忠臣蔵映画

2018年11月08日
 国立映画アーカイブでは、現存する最古の忠臣蔵映画『忠臣蔵』(1910年、横田商会)デジタル復元・最長版の特別上映会を12月14日(赤穂浪士討ち入りの日)開催する。

  “日本映画の父” 牧野省三(1878~1929年)と、 “日本映画史上初の映画スター” 尾上松之助(1875~1926年)のコンビが放った作品の一本。

 この特別上映会では、従来同作は後に撮り足したカットも含めて戦後にアフターレコーディングで作成した「活弁トーキー版」で知られていたが、「デジタル復元・最長版」によって、メインタイトルから名場面「南部坂雪の別れ」以降の多くの場面を含んだ現時点の最長版鑑賞が可能となった。

 2回上映。13時の回は、上映終了後に研究員による解説が付く。一般520円。19時15分の回は弁士・伴奏付。一般1050円。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。