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ギャガ3作品GG賞候補、『万引き』28年ぶり

【FREE】ギャガ3作品GG賞候補、『万引き』28年ぶり

2018年12月08日
 ギャガ配給の3作品が、第76回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。

 カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』が、外国語映画賞にノミネート。邦画実写作品では1990年度の黒澤明監督『夢』以来28年ぶり。受賞すれば1959年度の市川崑監督『鍵』以来の快挙となる。

 トロント映画祭観客賞を受賞した『グリーンブック』(3月1日公開)は、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)など主要5部門でノミネート。同作はひと足先にナショナル・ボード・オブ・レビューでも作品賞と主演男優賞を受賞しており、今年度の賞レースをリードしている。

 松竹と共同配給する『At Eternity's Gate(原題)』は、ウィレム・デフォーが主演男優賞(ドラマ部門)でノミネート。邦題は『永遠の門 ゴッホの見た未来』に決定し、2019年に全国公開される。精神に病を抱え、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けず、常に孤独の中に生きたフィンセント・ファン・ゴッホを描いた作品。監督は『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。