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東映『轢き逃げ』披露、水谷豊監督ら登壇

【FREE】東映『轢き逃げ』披露、水谷豊監督ら登壇

2019年04月18日
 東映配給『轢き逃げ‐最高の最悪な日‐』(製作:テレビ朝日、トライサム、東映、木下グループ、東映ビデオ、ABCテレビ)の完成披露試写会が16日夜新宿パークタワーホールで行われ、中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、檀ふみ、岸部一徳、水谷豊(監督)、手嶌葵(テーマソング)が登壇した。

 作品は、『TAP‐THE LAST SHOW‐』で監督デビューした水谷豊が、俳優も兼ねて脚本も担当し、人間の心の奥底に切り込んでいくサスペンス・エンターテイメント。5月10日(金)より渋谷ユーロスペース、有楽町スバル座、新宿バルト9など全国106スクリーンで公開。また、日本映画初のドルビーシネマとしても製作され、MOVIXさいたま、T・ジョイ博多で上映される。登壇者のコメントは次のとおり。

水谷豊監督 僕は子供の頃からたくさんの映画を見てさまざまなジャンルの映画に心を動かされ感動して育ちました。そして見る側だった僕が、映画に出る側になり、さらに映画を作る側になって、この作品を作りました。今まで見て心に留めてきた映画と同じように観客の皆様が同じ思いになってほしいと作りました。もうすぐ結果はわかります。

中山麻聖 非常に難しい役柄だと台本を読んで思いました。セリフだけではなくト書きの部分から人の心情を描くということが溢れ出ているのでこれを映像化するとどうなるのか楽しくわくわくしました。

石田法嗣 台本をいただいた時にとてつもない役がきたなと思いました。監督が水谷さんで緊張しましたが、やさしく大好きになりました。

小林涼子 この作品は重い題材でしたが、中山麻聖さんは高校の先輩ですし、石田法嗣君とはもと夫婦を演じたこともあり、とても和気あいあいと演じさせていただき、本当に感謝しています。

毎熊克哉 この作品で水谷さんに出会うことができて、念願の刑事役も演じられ、この場に立っている皆様と挨拶することができてとてもうれしく思っています。

檀ふみ (水谷豊について)俳優として素晴らしいのは存じ上げて尊敬して憧れていましたが、とにかく “監督” として素晴らしいです。世の中の監督見習ってください。ぜひ(水谷豊監督のような)監督になってください。決断力がありますし、絵がキッチリできていますし、無駄なカットを撮らないですし、後でカットが足りなくなるんじゃないかと心配したのですが、出来上がりを見たら完璧だったので素晴らしいです。ずっと(監督を)やってください。

岸部一徳 監督の魅力はいっぱいあります。まっすぐな人、純粋でなおかつそそっかしいとか、いろいろあるのですが、とにかく挑戦する人なのです。普通60歳過ぎて俳優で監督は、僕だったらしません。常に挑戦、挑戦で尊敬していますし、頭が下がります。

手嶌葵 映画の展開にドキドキしていました。自分の良心みたいなものについてすごく考えていました。観客の皆様の気持ちだったりとか、想像力の邪魔にならないよう丁寧に歌わせていただきました。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。