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『太陽の家』会見、長渕剛座長に飯島ら出演

【FREE】『太陽の家』会見、長渕剛座長に飯島ら出演

2019年04月26日
『太陽の家』会見、左から監督、潤浩、広末、長渕、飯島、山口、瑛太 『太陽の家』会見、左から監督、潤浩、広末、長渕、飯島、山口、瑛太

 REGENTS配給『太陽の家』のクランクアップ直前、キャスト発表会見が25日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。20年ぶりに長渕剛が映画主演を飾り、大工の棟梁・川崎信吾役を演じている。監督は「相棒」シリーズや「監査役 野崎修平」で知られる権野元。“愛と信念”をテーマに、家族の愛を描いている。4月1日にクランクインし、5月上旬のクランクアップを目指している。

 この日、発表されたキャストは、飯島直子、山口まゆ、広末涼子、潤浩、瑛太。飯島は信吾の妻・美沙希役、山口は信吾の娘・柑奈役、広末は信吾とかかわっていくシングルマザー・芽衣役、潤浩は芽衣の息子・龍生役、瑛太は信吾の一番弟子・高史役をそれぞれ演じた。

 会見では、メイキング映像も上映。長渕は、棟梁役ということで、軽やかに建築中の家の骨組みをつたっていく姿や、精魂込めてくぎを打つ姿などが収められており、その熱演ぶりが充分にうかがえる。それに加えて、長渕演じる川崎信吾を軸に展開される人間ドラマ。柑奈に叱責する親としての信吾の姿や、夫婦としての将来を懸命に模索する信吾と美沙希の姿など、観る者の心を掴む内容の映画に完成することを予感させるメイキング映像となった。

 長渕がしきりに話したのは、このチームのことを、まるで本当の家族の様に感じ、撮影現場の毎日を楽しく過ごしている、ということ。「最高ですね。ファミリーのように感じている。ひとつの台本に色んな人たちが、愛を抱いて現場に来ている。その調整を監督がしていく。台本通りにいかないことが面白く、血が入っていく様子を感じている」と進行中の撮影現場を説明した。また、熱が入った長渕は、この日発表したキャストの役柄、出会いなどを紹介すると、監督が「映画の開始15分ぐらいまでを一気に喋られた(笑)記者の皆さんには忖度していただければ」と慌ててストップをかける場面もあった。『太陽の家』は2020年全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。