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ハリポタ魔法世界のアプリ、イベに高橋氏ら

【FREE】ハリポタ魔法世界のアプリ、イベに高橋氏ら

2019年07月03日
新作ゲームアプリへの期待を話す高橋氏 新作ゲームアプリへの期待を話す高橋氏

 「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」の世界観をリアルに楽しめるゲームアプリ「ハリー・ポッター 魔法同盟」が2日より配信開始した。同日、都内の渋谷ストリームホールでリリース記念イベントが行われ、ワーナーブラザースジャパン合同会社社長兼日本代表の高橋雅美、同バイスプレジデント上席執行役員マーケティング本部統括の土合朋宏、Niantic`Inc.アジア統括本部長兼エグゼクティブプロデューサーの川島優志、(株)ナイアンティック代表取締役社長の村井説人の各氏が登壇した。

 このゲームアプリは、WB Games San Franciscoと、「Ingress」「Pokèmon Go」の開発で知られるNianticが共同開発・配信。6月、海外では日本に先駆けて配信され、合計35以上の国と地域でアプリランキングの1位を獲得した。

 最新の拡張現実(AR)技術を使い、シリーズの冒険や魔法世界に触れることができる。具体的には、外に出て探索を始めると、マップに魔法の痕跡が表示され、痕跡をタップすると、回収しなくてはいけない「ファウンダブル(=失われたもの)」が現れる。様々な呪文を駆使して、世界中に散らばったファウンダブルを魔法界に戻していく。

 冒頭に登壇した高橋氏は、「『ハリー・ポッター』は、日本で最初の本が出てから今年20周年。20年経った今でも、色々なところでファンが増えており、最初のファンだった人たちはお父さん、お母さんになり、お子さんがまたファンになっている」とターゲット層の広さに期待を寄せた。土合氏は、「沢山のファンの方々がおっしゃるのは、『ハリー・ポッター』の世界の中に入りたいということ。最新の技術を使って、魔法世界が現実になる、夢のようなゲーム」と期待感を煽った。

 コンセプトについては村井氏が説明。これまでNianticが培ってきた位置情報、AR技術を活用し、多くの人が一歩でも自宅から外に出て、冒険に歩み出すことを促す。「地球上、どこでも、誰でも、ワクワクする冒険を楽しむことができる」(村井氏)。また、村井氏は、国内最初の公式パートナーにソフトバンク(株)が決定したことも発表した。

 アピールポイントについては、川島氏がプレゼン。この日上映したゲームの冒頭映像によれば、地形、ランドマーク、天気、月の満ち欠けといった事象が現実世界とリンクしている。また、「砦」と呼ばれる現実世界の場所を訪れると、戦闘スキルのテストを行うことができ、強敵とのバトルでは、仲間の魔法使いとの “複数=協力プレイ” によって挑むことができる。安全性にも考慮し、タップすれば、画面を固定でき、安全な場所に移動した上でプレイできるようになった。川島氏は、「『Pokèmon Go』の時も予想を超えた多くの方々に愛されたが、今回も同様の拡がりに期待している」と締めくくった。

 また、この日は、スペシャルゲストとして、歌手のDAIGO、元乃木坂46の生駒里奈、声優の小野賢章も登壇。小野は、映画『ハリー・ポッター』シリーズの第一作からハリーの日本語吹替を務め、同ゲームにも参加した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。