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『引っ越し~』披露、監督“心残る時代劇を”

【FREE】『引っ越し~』披露、監督“心残る時代劇を”

2019年07月25日
 松竹配給『引っ越し大名!』(8月30日公開)の完成披露試写会が23日(火)夜、東京・有楽町朝日ホールで行われ、主演の星野源はじめ高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、正名僕蔵、犬童一心監督が登壇した。

 作品は、「超高速!参勤交代」シリーズの土橋章宏原作「引っ越し大名三千里」を『のぼうの城』の犬童一心監督が映画化する時代劇エンタテインメント。江戸時代初期、7度国替えを命じられた実在の藩を舞台に、超難関である“引っ越しプロジェクト”を描く。監督・キャストのコメントは次のとおり。

犬童一心監督 僕は子供の頃、テレビの娯楽時代劇を楽しんで見ていましたが、大人になってもう一度、スクリーンで上映する映画を作って自分が楽しみたいというつもりで『引っ越し大名!』を作りました。そして、主役がキラキラと輝き、魅力的な俳優が脇を固め、見ている人はあっという間に時間が過ぎて見終わると心に残るという時代劇を作りたくてこの映画に取り組みました。伝統ある京都の時代劇のスタッフと仕事が出来て、素晴らしいキャストを得て、自分としては最高の作品が完成したんじゃないかと思っています。

星野源(主人公・片桐春之介役)最初に脚本をいただいて面白くてすぐに出演したいと話をさせていただきました。僕が演じる春之介は引きこもり侍です。と言っても家に引きこもるのではなく書庫にこもるのです。本を読む生活だけだったのですが、鷹村源右衛門(高橋一生)から引きずり出され、引っ越し奉行になり大好きだった本の知識が生きて来て(奉行として)どんどん大きくなっていく物語です。そのストーリーは笑えるし、面白いし、最後は感動する、こんな時代劇は今までありませんでした。ぜひ、見終わった後、皆さんと分かち合える素晴らしい作品ですから口コミで伝えていただきたいと思います。

高畑充希(前引っ越し奉行の娘・於蘭役) 星野源さんより実際には10歳ぐらい下なのですが、バツイチで子供もいる役であり、姉さん女房感が出た方がいい役なので、気持ちで負けないように頑張りました。

高橋一生(春之介と幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門役)僕も脚本を読ませていただき、面白い作品でしたから出演しました。監督と話をしてキャストの皆さんとお芝居をして楽しい作品に仕上がったと思います。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。