閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

「キャッスル~」芝山氏&森氏が魅力を語る

【FREE】「キャッスル~」芝山氏&森氏が魅力を語る

2019年08月08日
「キャッスルロック」イベントに登場した芝山氏(左)と森氏 「キャッスルロック」イベントに登場した芝山氏(左)と森氏

 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント発売の海外ドラマ「キャッスルロック」のブルーレイ&DVDリリース記念トークイベントが2日、東京・西新橋の同社試写室で行われ、映画評論家の芝山幹郎、森直人の両氏が登場した。

 スティーヴン・キング作品に度々登場する架空の町〝キャッスルロック〟を舞台にしたミステリーホラー。キングの小説「ニードフル・シングス」「不眠症」の翻訳を手掛けた芝山氏は、今作について「10話でしっかりとディテールを描き込んでいるので、物語が面白くてね。そこに(製作総指揮の)J.J.エイブラムスの構築力が上手く合っているが気がした」と話し、森氏は「別のキング作品に登場するキャラクターが出てきたり、世界観が交錯したりと、まさにスティーヴン・キング・サーガ。例えば、『スタンド・バイ・ミー』に触れるシーンがあったり、『ショーシャンクの空で』で有名な刑務所も出てきたり」と他作品との関連性を紹介。芝山氏は「ちょっと不思議に思ったところは、小説や映画を見て理解を深めてほしい」とし、森氏も「キング作品の入門編としてお薦め。キングをよく知らない若い世代にもキングワールドの入口として見てほしい」と魅力を語った。8月7日より発売中。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。