『キングダム』吉沢が本当のサプライズで登場

　ＳＰＥ『キングダム』ブルーレイ＆ＤＶＤ発売前夜祭イベントが５日、東京・東新橋のスペースＦＳ汐留で行われ、松橋真三プロデューサーと、キングダム好きの小島瑠璃子が登壇。司会をイジリー岡田が務めた。

　２０１９年上半期の邦画実写ナンバーワンヒットとなった同作。この日小島がゲストとして呼ばれた理由について、松橋Ｐが「ちょうどこの作品の資金集めをしていた２０１５年５月に、『アメトーーク！』で（小島が出演した） “キングダム芸人” が放送された。その時のＤＶＤを配りながら（出資者に）営業したので、小島さんがいなければ映画は実現しなかったかもしれない」と説明。小島は「原作が素晴らしいので、この壮大な世界をどうやって映画化するの？と思っていたが、良い意味で予想を裏切られた。原作の良さ、スケールはそのままに、映像になったことでリアルに良いシーン、感動するシーンが（自分の中に）入ってくるようになって。心配する必要がなかった」と作品を絶賛した。また、松橋Ｐは製作の裏話の数々を披露し、壮大な中国ロケを敢行した経緯については「（城として使用した）王宮が日本には無いのと、日本では馬を揃えるのが大変なので、中国で１００頭を集めて撮影した」と話した。

　なお、この日は３人のみの登壇予定だったが、映画に出演した吉沢亮が飛び入りで参加。イベント開始直前に登壇が決まり、マスコミにも受付で知らされる本当のサプライズで会場に現れ、客席からは悲鳴のような大歓声が沸き上がった。吉沢は「撮影に入る前の準備の時から、全員が熱い想いを持って挑んだ。自信を持って届けられる」と作品への強い思い入れを語った。ＢＤ＆ＤＶＤは６日リリース。

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