閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『1917』、ロイヤルプレミアに英皇太子ら

【FREE】『1917』、ロイヤルプレミアに英皇太子ら

2019年12月07日
 東宝東和配給『1917 命をかけた伝令』のロイヤルプレミアが4日、英ロンドンのオデオン・レスタースクエアで開催された。英王室からチャールズ皇太子とカミラ夫人が来場したほか、サム・メンデス監督らスタッフ、キャストが参加。レッドカーペットに多くの観客、マスコミ陣が集まった。

 全編ワンカット撮影について、監督は「主人公たちと観客をしっかりと結びつけ、離れることがないようにしたい。観客に過ぎていく毎秒毎秒、彼等が辿る一歩一歩、そして彼等の息遣いすべてを感じてもらいたかった。この物語を伝えるのに最も相応しい手法だと思えた」とコメント。

 また、ナショナル・ボード・オブ・レビューで撮影功労賞を受賞した撮影監督ロジャー・ディーキンスは「ワンカットだったから、これまで撮ってきたほかの作品と違ったけど、最終的には “どこにカメラを配置するのか、そこに置くのはなぜか、そのカメラで何をしたいのか” に尽きるということに変わりはない。最も大きなチャレンジは天候。天候が続かないと辻褄が合わなくなるから曇り空を望んでいたが、時には撮影を再開するために午後遅い時間の雲を文字どおり一日中待たなければならなかったこともあった」と、撮影の裏側を明かした。全米公開は25日。日本は来年2月14日公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。