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PC参画「道後温泉REBORN」、PRイベ開催

【FREE】PC参画「道後温泉REBORN」、PRイベ開催

2020年02月11日
松山・道後NIGHT開催(右から手塚、つるの、中川の各氏) 松山・道後NIGHT開催(右から手塚、つるの、中川の各氏)

 ポニーキャニオンが参画する「道後温泉REBORN」プロジェクトの一環として、松山市と道後温泉本館の魅力をPRするイベント「FLOWERS BY NAKED 2020 松山・道後NIGHT」が7日夜、日本橋三井ホール コレド室町1で開催された。

 この会場では現在、株式会社ネイキッドによるプロジェクションマッピング(PM)のイベントが行われている。道後温泉で実施しているPMもネイキッドが手掛けていることから、今回のコラボが実現。イベント当日は、道後温泉REBORNプロジェクトのシンボルとして使用されている「火の鳥」の権利元である手塚プロダクションの手塚るみ子取締役と、ネイキッドの中川伸作ジェネラルマネージャー、タレントのつるの剛士がトークショーを行った。

 道後温泉のPR施策は、新たに2月1日からアニメ「火の鳥“道後温泉編”第2話『子規と漱石』」を配信開始し、同アニメと連動した新作PMを2月21日から道後温泉本館で開始する。手塚氏は「父(手塚治虫)が亡くなったあとも、次の世代に漫画を読んでもらうことが(私たち)子供たちのすること。若い世代の関心を引くために、(ほかの)クリエイターとコラボし、原作を基礎としながらも違う表現をしてもらい、それを入口に関心を持ってもらうことを意識している」と話し、「手塚の魅力を次の世代に知って頂けるのはありがたい」と道後温泉と火の鳥のコラボを喜んだ。中川氏は「道後とコラボさせてもらうことで新しい文化を作れた。手塚先生の作品で新しいチャレンジをさせて頂くのはワクワク以外の何ものでもない」とし、アニメで声優を務めたつるのは「道後の歴史に刻まれる作品に参加できて光栄」とコメント。

 また、つるのは伯父(鶴野久男氏)がイラストレーターとして手塚治虫の元で修行し、つるの自身も芸能界入りする前からるみ子氏と交流があるというエピソードを披露し、今回の仕事には「縁を感じている」と笑顔で語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。