アークエンタ『ミセス・ノイズィ』予告解禁

　アークエンタテインメント配給『ミセス・ノイズィ』の予告編が解禁となった。

　第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で上映され話題となった、天野千尋監督がオリジナル脚本で挑んだ意欲作。ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対決が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて２人の女の運命を狂わせる大事件に発展していく、という物語。あらゆる争いについての普遍的真理をテーマにしている。

　予告編は、大高洋子演じる若田美和子の早朝から布団をたたく大きな音から始まる。篠原ゆき子演じるスランプ中の小説家・吉岡真紀は、その大きな音と、若田夫婦の不自然な行動にどんどん追い詰められ、夫や娘ともぎくしゃくしてしまう。「母親として失格、はい残念！」という美和子の強烈な言葉を皮切りに、周りの人たちやマスコミ、ネット社会をも巻き込む炎上覚悟のバトルが勃発。さらに、思いがけない悲劇により、物語は思わぬ方向に進んでいく。ラストの美和子の意味深な一言まで見逃せない内容の予告編に仕上がった。

　制作はヒコーキ・フィルムズ インターナショナル、メディアプルポ。５月よりＴＯＨＯシネマズ日比谷他全国公開される。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。