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第21回東京フィルメックス、万田監督作で開幕

【FREE】第21回東京フィルメックス、万田監督作で開幕

2020年10月31日
 第21回東京フィルメックスの開会式が30日に有楽町朝日ホールで開催され、市山尚三氏ディレクターが登壇した。市山Dはコロナ禍でイレギュラーな形の開催になるものの、開催にこぎつけられたことの喜びを語った。

 続いて、市山Dは国際審査員の万田邦敏(審査委員長、映画監督)、クリス・フジワラ(映画評論家)、坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任)、エリック・ニアリ(プロデューサー)、トム・メス(映画評論家)の各氏を紹介。万田審査委員長は、「どんな作品に出会うことができるか楽しみ」と語った。

 初日は間隔を空けた座席配置となったものの、大勢の映画ファンが、万田監督のオープニング作品『愛のまなざしを』(配給イオンエンターテイメント=朝日新聞社=和エンタテインメント)を観るために集まった。同作は、スリリングなラブストーリーで、過去作『UNLOVED』『接吻』と同じく万田監督×仲村トオルのタッグが実現。舞台挨拶に登壇した仲村は、「『ありがとう』を含めると4度目の万田組。『UNLOVED』『接吻』をご覧になった方に伝えたいのは、期待以上の作品になっていること」と自信を込めた。

 第21回東京フィルメックスは、11月7日までTOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町朝日ホールで開催。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。