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東宝『ゴジラvsコング』披露で小栗が回想

【FREE】東宝『ゴジラvsコング』披露で小栗が回想

2021年06月30日
『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアに出席した小栗旬(中央)と吹替キャストのメンバー 『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアに出席した小栗旬(中央)と吹替キャストのメンバー

 東宝配給『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアが28日、東京・内幸町のイイノホールで開催され、出演した小栗旬と、日本語吹替版キャストの芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔(MC)が登場した。

 コロナ禍による延期を経て、ついに7月2日(金)に公開を迎える同作。シリーズ前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎の息子という、重要な役どころで出演した小栗は「現実の話なのか、リアルに受け止めるという感じでもなく」とハリウッドからオファーを受けた当時の心境を語り、「いざ撮影現場に行ったらすごいスケールの世界。ひたすらワクワクしながら、圧倒されながら過ごした」と撮影時を振り返った。

 また、吹替を担当する芦田が「前作に参加する時に、たくさんの方に『ゴジラ』に参加するんだねと言われ、祖父にも『昔から好きだった作品に参加してくれて嬉しい』と言ってもらえた。皆さんに長い間愛されている作品に参加できて光栄」と話すと、田中は「生まれて初めて父と映画を見に行ったのが『オール怪獣総進撃』(69年公開)。それ以来ゴジラが大好きで、こういう形でゴジラの映画に参加できて感慨深い」、尾上は「僕もゴジラ映画は毎年楽しみにしていて、両親に連れていってもらい映画館に見に行っていた。ゴジラ映画に関われること自体が嬉しい」とそれぞれゴジラへの想いを語った。

 劇中では、ゴジラとコングが激戦を繰り広げる。尾上は「しばらく色々な映画が延期になっていたが、これだけ迫力のある超大作を見たのは久しぶりで、度肝を抜かれた。映画史の中でも指折りの名バトルシーン」と興奮した様子を見せ、小栗も「自分にとって記念になる作品。本当に痛快で爽快な映画」と魅力を語った。

 なお、同作はすでに全世界で公開され、北米では興収1億ドルを記録。全世界累計4億4200万ドルの大ヒットになっており、ゴジラ本国の日本が大トリでの公開となる。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。