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東映『ブルーサーマル』イベに橘正紀監督ら

【FREE】東映『ブルーサーマル』イベに橘正紀監督ら

2022年03月02日
『ブルーサーマル』イベントに堀田真由(前列右から2人目)ら登場 『ブルーサーマル』イベントに堀田真由(前列右から2人目)ら登場

 東映配給のアニメーション映画『ブルーサーマル』の公開直前イベントが2月28日、東京・東新橋のニッショーホールで行われ、橘正紀監督、声優を務めた堀田真由、島﨑信長、榎木淳弥、小松未可子、主題歌と挿入歌を担当した「SHE'S」(井上竜馬、服部栞汰、広瀬臣吾、木村雅人)が登壇した。

 同作は、体育会航空部の大学生たちの成長と葛藤を描いた、小沢かなの漫画「ブルーサーマル‐青凪大学体育会航空部‐」(月刊コミック@バンチ)をアニメ映画化したもの。今作が声優初挑戦となる堀田は「台本の持ち方も立ち方もわからない。(走っている息など)息芝居も普段の芝居には無いもので難しかった」とアフレコ時に苦労した様子を振り返ったが、共演した島﨑らから「(堀田さんは女優としての)芝居心を持ちながら、声の芝居の文法に縛られずに出てくる表現が素晴らしい」などと絶賛の声が上がると、「(主人公は)天真爛漫で明るい。私は映像だとクールな役が多いので、声の仕事、アニメーションだからこそ私ができたのかな」と自身が演じたキャラクターへの愛着を語った。

 また、作品の見どころの一つは、主人公らがグライダーに乗って触れる美しい青空だ。橘監督は「季節感は空で表現したいと思った。感情によっても空の見せ方は変わるので、空の表情はこだわって作った」と語り、制作段階から作曲に取り組んでいたSHE'Sの井上も「空の美しさにワクワクしながら原作の漫画を読んだ。これを映画にするんだと思ったら、音楽でそれを表現できていないといけないと思った」と、それぞれが空の見せ方に特に力を注いだことをアピールした。イベント冒頭にはSHE'Sが主題歌「Blue Thermal」を生演奏で披露した。アニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルム。3月4日(金)公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。