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第31回日プロ大賞、作品賞は『偶然と想像』

【FREE】第31回日プロ大賞、作品賞は『偶然と想像』

2022年06月09日
 第31回日本映画プロフェッショナル大賞(日プロ大賞、主催・日プロ大賞実行委員会、実行委員長・大高宏雄)が発表され、2021年の作品賞は濱口竜介監督『偶然と想像』(製作:NEOPA、fictive)に決まった。主演女優賞は瀧内公美(『由宇子の天秤』)、主演男優賞は成田凌(『まともじゃないのは君も一緒』)。各賞受賞者は次の通り。

■2021年ベストテン
▽1『偶然と想像』(監督:濱口竜介)
▽2『由宇子の天秤』(春本雄二郎)
▽3『あのこは貴族』(岨手由貴子)
▽4『いとみち』(横浜聡子)
▽5『すばらしき世界』(西川美和)
▽6『茜色に焼かれる』(石井裕也)
▽7『空白』(𠮷田恵輔)
▽8『花束みたいな恋をした』(土井裕泰)
▽8『草の響き』(斎藤久志)
▽10『BLUE/ブルー』(𠮷田恵輔)。

■2021年作品賞&個人賞
▽作品賞:『偶然と想像』
▽主演女優賞:瀧内公美(『由宇子の天秤』)
▽主演男優賞:成田凌(『まともじゃないのは君も一緒』)
▽監督賞:春本雄二郎(『由宇子の天秤』)
▽新人監督賞:松本壮史(『サマーフィルムにのって』)
▽特別賞:孫家邦(『花束みたいな恋をした』製作)
▽特別賞:函館市民映画館シネマアイリス(長年の功績に対して)
▽特別功労賞:澤井信一郎(映画監督としての長年の功績に対して)。

■第31回選考委員(敬称略、50音順)

▽足立喜之(映画業界従事者)
▽石飛徳樹(朝日新聞記者)
▽磯島治之(編集者)
▽伊藤さとり(映画パーソナリティ)
▽臼井一郎(フリー)
▽大高宏雄(日プロ大賞実行委員長・映画ジャーナリスト)
▽大塚史貴(映画.com副編集長)
▽荻野洋一(番組等映像演出・映画評論家)
▽加藤敦(北海道新聞記者)
▽上島春彦(映画批評)
▽河本清順(シネマ尾道支配人)
▽古賀重樹(新聞記者)
▽小張アキコ(映画評論家)
▽佐藤佐吉(映画監督・脚本家・俳優)
▽島村卓弥(文化通信社 映画部記者)
▽徐昊辰(映画ジャーナリスト)
▽進藤良彦(映画・ドラマ批評)
▽鈴木淳(映像企画・プロデューサー)
▽高崎俊夫(編集者・映画批評家)
▽谷岡雅樹(ノンフィクション作家)
▽寺脇研(映画運動家)
▽中村勝則(映画ライター)
▽長野辰次(フリーライター)
▽樋口尚文(映画評論家・映画監督)
▽藤永一彦(ギンレイホール)
▽堀口慎(日本映画製作者連盟)
▽松崎まこと(映画活動家・放送作家)
▽森直人(映画評論家)

 なお、昨今の状況を鑑みて授賞式は開催しないが、受賞者には、日プロ大賞が独自に制作した記念の楯を贈呈した。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。