ＧＥＭ定額制配信人気、22年年間「ＳＰＹ」独走

　ＧＥＭパートナーズは20日、18の定額制動画配信サービスを横断して集計した２０２２年の年間配信コンテンツ視聴者数ランキングを発表した。

　上位はアニメが席捲。特に、４月９日から配信が始まった「ＳＰＹ×ＦＡＭＩＬＹ」が６５２６ptで、２位以下を大きく離し独走した。現在も15週連続で１位を獲得している（１月14日時点）。

　以下、２位「鬼滅の刃」（３９６１pt）、３位「ワンピース」（３３７３pt）、４位「名探偵コナン」（３２９０pt）、５位「進撃の巨人」（２０４１pt）、６位「キングダム」（２００８pt）、７位「チェンソーマン」（１８１４pt）、８位「呪術廻戦」（１４２５pt）、９位「孤独のグルメ」（１３５７pt）、10位「ガンダム」（１２３２pt）の順だった。

　月別では、４月に「名探偵コナン」が１位、８～９月に「ワンピース」が１位だったように、上位は劇場公開に連動した作品が多く並ぶ。ＧＥＭパートナーズでは「エンタテインメントブランドの強化や劇場公開というイベントに合わせた配信サービスを通じた盛り上げ・相乗効果が定着したことがうかがえます」と解説している。

　配信オリジナル作品では、Ａｍａｚｏｎのプライム・ビデオが配信した「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」が最上位の14位（８７７pt）を獲得した。