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TE、前川清55周年コンサートツアーが開幕

【FREE】TE、前川清55周年コンサートツアーが開幕

2023年02月09日
前川清 前川清

 歌手の前川清が7日、東京・中野サンプラザホールで、ツアー「前川清 55周年記念コンサート~ありのままに~」の初日を迎えた。満員の観客2千人を前に「長崎は今日も雨だった」「東京砂漠」などの往年のヒット曲や、さだまさし作詞・作曲による最新曲「昭和から」(1月1日発売、テイチクエンタテインメント)など27曲を熱唱。ラストは、前川の長男・紘毅、次女・侑那、そしてクール・ファイブのメンバーらもステージに登場し、一緒に「カントリーロード」を歌ってコンサートを盛大に締めた。

 コンサートを終えた前川は「(クール・ファイブの)メンバーが、年老いても、一生懸命デビュー当時のように頑張ってくれたことに感激しました。小林(正樹)さんも、昔はいい声で歌っていたのが、いまはガサガサ声になって、私もガサガサになって、良いショーではなく自分たちが感激する身内のショーになってしまい、お客さんには申し訳なかったけど、私自身はいいコンサートだったと思っています」と語った。

 コーラスグループ「内山田洋とクール・ファイブ」のボーカルとして、1969年2月1日にシングル「長崎は今日も雨だった」でデビュー。55年の活動を「歌だけでなく、欽ちゃんやドリフとの出会いも含めての55年」と振り返り、強く印象に残っていることとして「まず、藤圭子さんとの離婚ですね。1年でしたが、隠すことなくいまも笑って言える、藤圭子さんの存在は大きかった。そして、内山田洋が亡くなりました。その2つが、私にとっては大きな出来事でした」と話した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。