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CR、純烈〝弟分〟”結成オーディション開催

【FREE】CR、純烈〝弟分〟”結成オーディション開催

2023年10月19日
純烈・酒井一圭 純烈・酒井一圭

 純烈のリーダー・酒井一圭が17日、東京・TKP新橋カンファレンスシアターで自身がプロデュースを手がける「セカンドチャンスオーディション」の発表会見を実施した。

 本オーディションでは純烈に続く新グループを結成すべく、メンバーを募集。応募資格は特定のレコード会社・音楽出版社・プロダクションなどと契約していない25~45歳までの男性。身長や体重、国籍、既婚・独身などは一切不問だが「絶対に親孝行するという覚悟があること」が必須条件となる。11月1日(水)正午から2024年2月11日(日)まで特設サイトなどを通じて募集をかけ、3月16日(土)・17日(日)に都内で最終審査を実施。4月中に新メンバーを選定し、同年末のデビューを目指す。

 弟分グループ結成のアイデア自体は、純烈が初めて紅白に出場した2018年前後からあったというが、そこにメンバーのスキャンダルや脱退劇、コロナといった要素が重なり「グループの舵取りだけで精一杯となってしまった」ことで保留になっていたという。転機のひとつとなったのは小田井涼平の卒業。「昨年小田井さんが卒業を発表した時に、インスタのDMなどで新メンバーの応募がたくさん来た。その時に『夢を諦めきれなかった人』や『諦めざるを得なかった人たち』のために何かチャンスを与えることができないかと考え、今回のオーディション開催に踏み切った」と明かした。

 応募資格で10代から20代前半の若者層を省いたことに関しては「まだまだ前途洋洋で “セカンドチャンス” ではないから」と説明。「何かに挫折した人や、これまでチャレンジすることに臆病だった人。そうした『ここで漢(おとこ)になりたい』とか『お世話になっている人に恩返ししたい』という思いを持った人に来てもらいたい。自分自身だけでなく誰かのために頑張る。その一点だけあれば、歌が下手でも最大限力を貸します」と話した。

 新メンバーは4人以上を想定。「パフォーマンスはデビュー当時の純烈ぐらいあれば大丈夫(笑)。音楽のジャンル感もメンバーを決めてから考えようと思っています。大切なのは能力ではなく、パッションであり純烈イズム」と強調した。

 会見には、純烈が所属するレコード会社・日本クラウンの片岡恵介社長も出席。「純烈は酒井プロデュースのもと、ここまで大きく育ってきたグループ。彼のプロデューサーとしての資質は高く、実績や企画力、行動力、リーダーシップといったものに全幅の信頼を置いている。彼が新たに手がけるタレントがどう育っていくか大いに期待して頂ければ」と述べた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。