【FREE】note、話題となった25年上半期映画ランク第1位『国宝』
2025年07月24日
note株式会社は、運用するサービス「note」で話題となった「2025上半期映画ランキング」を発表。第1位を『国宝』が獲得した。調査対象期間は2024年11月1日~2025年6月30日。
25年上半期では、『国宝』に関する投稿数が出色の推移を見せた。6月6日の公開開始と同時にグラフが垂直に上昇し、それまで『国宝』よりも上位にいた『ファーストキス』『ウィキッド』『教皇選挙』『Gundam』(上位順)を瞬く間に抜き、わずか3週間弱でトップに躍り出た。note株式会社では、『国宝』が公開3週目で初の動員ランキング1位を達成したことなどを鑑み、noteに投稿された熱量の高い記事が、観客の来場を促すひとつの要素として働いた可能性が考えられると分析している。
また、noteでは、投稿された映画感想文を作品ごとに分析し、8つの基本感情(喜び、悲しみ、期待、驚き、怒り、恐れ、嫌悪、信頼)におけるそれぞれの強度(感情の強さ)を測定。その結果、『国宝』では、トップの感情が【悲しみ】(平均強度7・1/10点)、次いで【怒り】(平均強度5・2/10点)といった結果となった。実際のフレーズとして、【悲しみ】では「号泣して、震えた究極の3時間」、「楽屋の化粧シーンは涙なしでは見られません」、「最後のシーンは本当に美しくて、気づいたら泣いていました」、【怒り】では「どれだけ努力しても報われない理不尽さで、この世界は隅々まで侵されているように感じられる」、「現実の理不尽さへの静かな怒り」といったものが投稿されている。さらに、吉沢亮や横浜流星の演技を絶賛する観点から【驚き】(平均強度4・5/10点)にまつわる多くの声も寄られている。
なお、ベスト20は次の通り。
<2025上半期映画ランキング>
▼第1位『国宝』、▼第2位『ファーストキス 1ST KISS』、▼第3位『ウィキッド ふたりの魔女』、▼第4位『教皇選挙』、▼第5位『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』、▼第6位『サブスタンス』、▼第7位『片思い世界』、▼第8位『どうすればよかったか?』、▼第9位『ANORA アノーラ』、▼第10位『ロボット・ドリームズ』、▼第11位『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』、▼第12位『はたらく細胞』、▼第13位『名探偵コナン 隻眼の残像』、▼第14位『新幹線大爆破』、▼第15位『正体』、▼第16位『サンダーボルツ*』、▼第17位『かくかくしかじか』、▼第18位『ベルサイユのばら』、▼第19位『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』、▼20位『ミッキー17』。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。