演歌歌手・望月琉叶が24日、東京・歌舞伎町劇場でデビュー5周年記念コンサートを開催。小室哲哉が作詞作曲を手がけた新曲「わがまま」(7月23日発売、日本コロムビア)などアンコール含む全16曲を披露し、集まった150人のファンを魅了した。
2020年にシングル「失恋慕情」でデビューし、5周年を迎えた望月。本番前の取材では、これまでのキャリアで最も印象に残っている出来事に2021年の「レコード大賞新人賞受賞」を挙げ、「ここまでやってくることができたのは応援してくださるファンの皆さんやスタッフ、家族のおかげ。嬉しい気持ちでいっぱいです」と感謝した。
新曲では自身の“わがまま”が叶った形で、敬愛する小室とのコラボが実現。「始めて聴いた時は転調がたくさん入っていたので、小室さんの演歌だなと思いました。小室さんには語るようにかわいらしく歌ってほしいと言われました。演歌ならではの古風な要素があまりない、現代の方にも聴きやすい演歌だと思います」とアピールした。
今月15日に29歳の誕生日を迎えたが、今後について「演歌を世界に広めていきたいですし、若い方にも演歌を好きになってもらえるように頑張っていきたいです」と目を輝かせていた。