演歌歌手・五十川ゆきが20日、東京・湯島天満宮で通算15枚目となるニューシングル「追憶~われ去りて心去らず~」(9月3日発売、日本クラウン)のヒット祈願を行った。
「追憶~われ去りて心去らず~」は日本神話に登場する日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘姫(オトタチバナヒメノミコト)の愛の物語をテーマにした作品。昨年観劇した「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」に感銘を受けたという五十川が、愛する日本武尊の命を救うために自ら荒海に身を投げた弟橘姫の想いを歌い上げた。
この日は弟橘姫をイメージしたブルーのドレスを身に纏(まと)って参拝。今作の作詞を務めた冬弓ちひろ、作曲を務めた岡千秋、編曲を手がけた猪股義周の3氏とともにヒットを祈願した。
約1年ぶりとなる今回の新曲について、五十川は「ひとりの男性のためにすべてを捧げる女性の愛の強さに感動して、特別思い入れの大きな作品になりました」と気合十分。「神話演歌というニュージャンルを作っていきたい」と意気込みを語った。