新人歌手の亜蘭が24日、テイチクエンタテインメントからシングル「北国最終便」を発売しメジャーデビューした。
亜蘭は1999年10月5日生まれ、北海道苫小牧市出身。歌手である祖母の影響で幼少から演歌・歌謡曲に親しむ。高校卒業後に上京し、2018年から作曲家の大谷明裕に師事。183センチの長身と、人懐っこい笑顔に反した低音ボイスで演歌・歌謡界に新風を吹き込む。
デビュー日前日の23日、東京・港区のマリーグラン赤坂でデビュー記念発表会が行われ、亜蘭は「幼い頃からの夢が叶い幸せな気持ち」とデビューの心境を笑顔で語り、デビュー曲「北国最終便」(作詞:円香乃、作曲:大谷明裕、編曲:伊戸のりお)については「歌詞は切ない内容ですが、メロディは軽快。自分も楽しく歌っています」とPR。今後の目標として「街で聞こえてきた時に『亜蘭の声』だとすぐに分かってもらえるようになること。憧れられる声になりたい」と述べ、さらに「いつかは1~2千人規模のホールでソロコンサートができるようになりたい。(地元の)苫小牧で凱旋コンサートがしたい」などと夢を語った。
10月から月に1度の定期ライブ「The Time With 亜蘭」を始動。月ごとにテーマを変えて開催する。初回の10月6日(月)「亜蘭 birthday LIVE」から、11月19日(水)「秋・恋心LIVE」、12月25日(木)「クリスマスLIVE」まで発表されている。会場は、いずれも東京・新宿のハナミチ東京歌舞伎町3F「食のHANAMICHI内藤新宿」。