演歌歌手・山西アカリが22日、東京・江東区の富岡八幡宮で通算3枚目となるニューシングル「瑞穂の国」(9月24日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)のヒット祈願を実施した。
今回の新曲「瑞穂の国」は“米”をテーマに、古き良き日本の原風景を描いた作品。発売は「憲ジョージ盤」「忍者盤」の2形態で、前者には木梨憲武がプロデュース、所ジョージが作詞作曲を手がけた「道しるべ」、後者には前作で好評だった忍者ソングの第2弾「ニンニン忍者の宅配便」と、それぞれ異なるカップリング曲が収録されている。
ヒット祈願を終えた山西は「神様に背中を押されたような気持ち。『瑞穂の国』というタイトルだからこそ責任を感じ、気合が入った」とコメント。
新曲の発売に関して、「秋の良い日に新曲を出せて嬉しい。3曲それぞれ違う個性を楽しんでもらいたい」と語った。
この日はミュージックビデオで披露している書道パフォーマンスにも挑戦。4メートル四方の巨大な紙に作品タイトルの「瑞穂の国」の4文字を書き上げ、「緊張したが精神が整う感覚を得られた。仕上がりも良いと思う」と満足げ。「身体全体で表現できて楽しい」と笑顔を見せた。
今後の目標については「ワンマンライブの実現、そして人生の転機となった『のど自慢』にゲスト出演したい」と述べ、「ゆくゆくは紅白歌合戦を目指したい」と力強く宣言。最後に「皆さんの心に残る歌を一生懸命歌いたい」と抱負を締めくくった。