閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

山田孝之ら「THE OPEN CALL」発足で長編映画制作へ

【FREE】山田孝之ら「THE OPEN CALL」発足で長編映画制作へ

2026年02月03日
左から山田孝之、伊藤主税 左から山田孝之、伊藤主税

 俳優・プロデューサーなどとして活動する山田孝之は、俳優を探求するオーディションプロジェクト「THE OPEN CALL」を発足させた。2日、渋谷スクランブルスクエアで会見を開き、山田孝之と、企画・プロデュースを手掛ける伊藤主税の各氏が登壇した。

 このプロジェクトでは、オリジナル長編映画の制作に向けて、主要キャストをオーディション(企画主催:MIRRORLIAR inc./企画運営:and pictures)で募る。経験・実績・実力、事務所所属の有無を問わない。オーディション参加者とともに、演技と対話を重ねながら脚本や役柄を構築し、山田孝之は審査員の一人を務めるほか、長編映画の企画、脚本、プロデュース、出演も兼ねる。また、オーディションの全プロセスを記録した番組(製作・著作:NTTドコモ)をLeminoで独占配信する。

 オーディションへの応募条件は15歳以上。セルフテープ選考を行った後、複数回の審査を経て合格者を決定する。募集期間は3月19日17時まで。そして、2027年に長編映画(企画・制作:MIRRORLIAR FILMS)の撮影に入る。長編映画の脚本・監督は、『マンガ家、堀マモル』『MIMI』『INI THE MOVIE「I NEED」』の榊原有佑が務め、企画監修に『怪物』『ゴジラ-1.0』『ファーストキス 1ST KISS』の山田兼司氏。劇場公開は大きな規模感を想定し、全国のスクリーンを開ける見込み。

 山田孝之と伊藤主税氏は、2020年から、クリエイターの発掘・育成を目的に短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS ミラーライアーフィルムズ」を展開してきた。その経験を活かし、新しく発足した「THE OPEN CALL」では俳優に焦点を当て、長編映画を制作する。会見で山田孝之は「参加者全員の代表作を作る」、伊藤主税氏は「ミラーライアーを通して、我々は沢山の才能を見逃してきたことを知り、これはまずいと思った」とそれぞれを突き動かすものを言葉にし、「(まだ見ぬ才能に)出会いたい」と声を揃えた。

 また、山田孝之は、オーディション番組(ないしはプロジェクト)は世界中にいくつもあるが、「THE OPEN CALL」では、歌や踊りなどの審査はなく、俳優・芝居とは何かを探究することに特化する独自性をアピール。伊藤主税氏も、自らの身体ひとつを駆使して表現する役者へのリスペクトを話すとともに、「役作りのプロセスを番組で全部さらけ出して見せることはこれまでなかったはず」と述べた。

 なお、同プロジェクトの発案者であり、山田孝之とは10代からの俳優仲間でもある阿部進之介は、出演するドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の撮影関係で海外に居るため欠席。山田孝之は、「彼(阿部進之介)自身が、オーディションで『SHOGUN 将軍』の出演を勝ち獲り、オーディションの大事さに気が付いた。日本でもこうしたチャンスがあるべきだということで始まった」と紹介した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。