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シークレットシネマ開催、二宮和也「色々な作品に出会って」

【FREE】シークレットシネマ開催、二宮和也「色々な作品に出会って」

2026年06月27日
二宮和也がシークレットシネマの作品を選出 二宮和也がシークレットシネマの作品を選出

 「映画館に行こう!」実行委員会の年間動員2億人を目指す取り組みの一環として昨年行われた「第一回 映画業界若手戦略会議」から生まれた、特別イベント「シークレットシネマ」が25日(木)に開催された。

 シークレットシネマは、映画を愛するアンバサダーが選んだ「人生で一度は映画館で観てほしい一本」を、当日までタイトルを伏せ、一日限定で劇場上映する特別イベント。この企画のアンバサダーに選ばれた二宮和也が上映作品を選定。当日は本人がTOHOシネマズ日比谷の上映前に登壇し舞台挨拶。この模様をそのほかの全国327館には生中継し、本編も全国一斉に上映した。

 本編上映前の挨拶となった二宮は、タイトルを伏せたままトークを進行。上映する作品の選定には色々な基準があったとしつつ、「無作為にこの場に集まった人が、同じ映画を見て、同じ瞬間に笑えたり、同じ瞬間に泣けるのが映画の醍醐味と思っているので、なるべく楽しい作品を選んだつもり」と説明。ただ、全国300館規模での上映は想定していなかったことも明かし、「自分が出演したのを選んでおけば良かった(笑)」と会場を笑わせた。

 実行委員会からのオファーを二つ返事で受けたという二宮。その想いについて「やっぱり、若手の子たちが『映画館に足を運んでもらおう』と、こういったことをやっている。もう(自分も)40代に入ったわけだから、嫌なんて言ってられない」と業界の発展に全面協力の姿勢を示しつつ、「正直な話、嫌ですよ(笑)。映画偏差値みたいなものが問われるじゃないですか」と謙遜。しかし、この日のために選んだ作品に話がおよぶと「急に世界観が変わる瞬間が訪れる。そこからのくだりは本当に見て頂きたい」、「キーワードは没入感。旅館が舞台だが、一緒に追体験できるような構造になっている。見ていくと、どこに何があって、町があって、その関係値がわかってくると、立体的になってきてすごく没入できる」と作品の魅力を熱弁し、観客の期待を大いに煽った。最後には「趣味娯楽は、自分の好き嫌いに特化するのもありだが、それも食べてみて初めてわかると思うので、色々な作品に出会って頂きたい。幅を広げるためにもぜひ楽しんでほしいし、映画館で観る良さを最大限わかってもらえると思う」とコメント。フォトセッション時には、映画館のマナーCM「NO MORE映画泥棒」に登場するカメラ男とパトランプ男も駆け付けて会場を盛り上げた。

 なお、二宮が選定した作品は『リバー、流れないでよ』(配給:トリウッド)。2023年に公開されスマッシュヒットとなった、劇団ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画で、繰り返す2分間のループから抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描く群像劇。

(取材 平池由典)
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。