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【注目!!】株式会社ヴィレッヂ:【映像/演劇事業】宣伝および宣伝補佐 SPE配給『時には懺悔を』(制作:REMOW、制作プロダクション:さざなみ)の完成披露舞台挨拶が29日、TOHOシネマズ日比谷で開催され、中島哲也監督、出演の西島秀俊、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、片岡鶴太郎が出席した。
『下妻物語』『告白』などを手掛けてきた中島哲也監督の8年ぶりとなる最新作は、打海文三による同名ミステリー小説(角川文庫/KADOKAWA)の映画化。9年前の誘拐事件で連れ去られた、重い障がいのある少年をめぐる物語。今を必死に生きる一筋の小さな命に触れたとき、絶望の淵に生きる大人たちの心が、かつてないほど激しく揺れ動く――。
同作は当初2025年6月の封切りを予定していたが、中島監督の過去作品に関する問題を受け公開を延期。和解成立を受けて再始動し、今年8月28日の公開が決まった。この件について中島監督が冒頭に「映画の完成と上映を楽しみに待ってらっしゃったお客さんに迷惑をかけたことを心からお詫びする」と謝罪し、万感の表情で「ごゆっくり映画をご覧になってください」と会場に呼びかけた。
原作には20年前に出会っていたという中島監督。しかしシリアスな物語なうえに、実際の障がい児が出演することが困難だったことから、当時は映画化について「不可能だと否定された」という。「それが、この時代になって、若いプロデューサーやキャストの皆さん、スタッフの人たちに、この企画を面白いと感じて頂き、やるべきだということで、映画化に向けてちょっとずつ進んでいった」と、同作の製作に携わった関係者に感謝の意を示した。
イベントには、普段は重度障がいのある子どもに関わる仕事に携わり、同作でスペシャルニーズスーパーバイザーを務めた安田一貴氏もゲストとして登壇。制作に協力した経緯について「助監督さんからご連絡を頂き、話を聞いていくと、よくある障がいのある子が頑張っているドキュメンタリーではなく、あくまで本気のエンターテインメント作品を作るのであって、重度障がいのあるお子さんにも役者として出てほしいという思いを伺い、ぜひ参加したいと思った」と説明。主演の西島は「最初に(障がいのある子どもの)ご家族と安田さんと会った時に、『やりたいことがあれば遠慮せずにどんどんやってください。ダメなことは(家族や安田氏から)言いますが、僕の方から何かストップすることはやめてください』と言われた。それからは僕自身もキャストの皆さんも遠慮なく思いっきり演技をしていた」と回想。出演した子どもたちを「本人と役が混在し、物語に合っていて、僕が本当に理想とする演技」と絶賛した。
最後に西島は「リアルな感情、現実を積み重ねて撮影してきた。でも、その先にささやかな、でも確実に美しい光が差す。ぜひそれを感じて頂ければ」とアピールした。