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「ゴースト~」、松嶋ら完成披露

【FREE】「ゴースト~」、松嶋ら完成披露

2010年10月14日

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 パラマウント ピクチャーズ ジャパン、松竹配給「ゴースト もういちど抱きしめたい」の完成披露試写会が12日、丸の内ピカデリー1で行われ、大谷太郎監督、出演者の松嶋菜々子、ソン・スンホン、鈴木砂羽、橋本さとし、芦田愛菜が舞台挨拶を行った。

 1990年に日本公開され大ヒットした米映画「ゴースト ニューヨークの幻」。そして2010年、本作は、物語の舞台を現代の日本に移し、設定も新たに、大人のラブストーリーとして生まれ変わった“アジア版”「ゴースト」。命を落とすヒロインの七海を松嶋、七海と恋に落ちる陶芸家志望の韓国人青年ジュノをスンホン、七海の親友を鈴木、ジュノの命を狙う男を橋本、死後の七海を指南する少女ゴーストを芦名が演じる。この他、物語のキーパーソンである霊媒師には樹木希林が扮する。

 製作は日本テレビ放送網、パラマウント プロダクションズ ジャパン、PPM、松竹、D.N.ドリームパートナーズ、読売テレビ放送、CJ Entertainment Inc.、CJ Entertainment JAPAN、バップ、CELL/STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS。制作プロダクションはオズ。プロデューサーは一瀬隆重。脚本は佐藤嗣麻子、中園ミホ。主題歌は平井堅「アイシテル」。11月13日全国RS。

 当日は、オリジナル版で有名な“ろくろ”のシーンがアジア版でもあること、オリジナルでライチャス・ブラザーズが歌ったテーマ曲「アンチェインド・メロディー」を平井堅がカバーすること、韓国で11月25日に公開されることが発表された。

▼大谷太郎監督 ろくろのシーンは、オリジナルではすでに付き合っている2人がキスをするシーンだったが、今回は2人が付き合って初めてキスをするシーン。2人の気持ちがつながるようなシーンになった。改めて見ると、ドキドキする仕上がりで、僕自身、一番好きなシーンだ。

▼松嶋菜々子 台本を読んで、ろくろのシーンが、やはりあるなと思った。オリジナルではロマンティックで素敵なシーンだったので、アジア版でもその空気感を大事にした。撮影は緊張したが、ジュノに初めて会った時の気持ちを思い出し、丁寧に演じた。

▼ソン・スンホン 愛した経験のある人ならば、本作に共感できると思う。感動と思い出を持ち帰ってほしい。韓国公開が決まって本当に嬉しい。公開の際は、日本のキャスト、スタッフの皆さんもぜひ韓国に来てほしい。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。