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「行きずりの街」仲村ら舞台挨拶

【FREE】「行きずりの街」仲村ら舞台挨拶

2010年10月26日

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 第23回東京国際映画祭特別招待作品「行きずりの街」(製作:セントラル・アーツ+東映+木下工務店+東映ビデオ+カートプロモーション/製作プロダクション:セントラル・アーツ)の舞台挨拶が25日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、阪本順治監督、出演の仲村トオル、小西真奈美、南沢奈央、主題歌「再愛~Love you again~」を歌うmegが登壇した。(写真は、左よりmeg、南沢、仲村、小西、阪本監督)

 本作は、92年「このミステリーがすごい!」第1位、第9回日本冒険協会大賞を受賞し、70万部を突破した志水辰夫のベストセラー『行きずりの街』を映画化したもの。配給は東映。

 失踪した教え子を追って、12年ぶりに東京を訪れた塾講師の男。そこで彼を待ちうけていたのは、別れた妻との運命的な再会、そしてかつて自分を追放した名門高校が失踪に関与していたという事実だった。彼は忌まわしい過去と決別し、失った誇りを取り戻すため、たったひとり事件の背後にひそむ黒い陰謀に立ち向かっていく―(123分)。

 舞台挨拶では、仲村の俳優生活25年、出演映画50本目を記念し、アルコール度数50度の特製カクテルが振舞われ、登壇者全員で乾杯した。また、2日後の27日に誕生日を迎える小西へ、仲村からサプライズで花束がプレゼントされるなど、お祝いムードに満ちたイベントとなった。

▼阪本順治監督の話 この映画館(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)には思い出があって、以前「オーシャンズ12」を見ていた時、トイレに立った人が階段から落ちて気を失ってしまった。救急車を呼んでいる間僕が手を握っていて、20~30分後に席に戻ったが、(間が空いていても)話がわかった。さすがハリウッド作品。でも、この映画は目を離すとわからなくなってしまいます。

▼仲村トオルの話 忘れられない人がいたり、やり直したい過去がある人の心には響くものがあると思う。観終わった後、今まで一番好きだった人に会いたくなる映画。配偶者のいる方は気をつけてください(笑)。

▼小西真奈美の話 初めてクラブのママを演じました。重要なシーンで登場するので、衣装や髪型にこだわりましたが、阪本監督に「いけてるんちゃう」と言われてすごく安心しました。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。