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シネマイクスピアリで「おすピー」公開収録

【FREE】シネマイクスピアリで「おすピー」公開収録

2011年04月08日

おすピーのシネバラ!.jpg シネマイクスピアリで6日、チャンネルNECOの映画バラエティ番組「おすピーのシネバラ!」の公開収録イベントが行われ、番組MCのおすぎとピーコ、アシスタントの髭男爵が登場(=写真)し、爆笑トークを繰り広げた。収録後、『八日目の蝉』特別試写会の上映前には、劇場ロビーで書籍の販売会や募金も行われ、集まったお金は全額が東日本大震災の被災者支援のために日本赤十字社に寄付される。

 このイベントは、4月1日にリニューアルオープンした同劇場と、従来の番組「おすぎのシネバラ!」に4月からピーコが加わりパワーアップした同番組との共同企画。おすぎの同劇場でのトークライブは、今回が5度目。当日は立ち見が出る大盛況ぶりで、震災後の映画業界の状況に触れつつ、今後公開の新作映画が紹介された。『八日目の蝉』に話が及ぶと、おすぎは「よくできている。永作(博美)さんは『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で女優として目覚めたと思ったが、どんどん意欲的になっている」、ピーコも「彼女は変わった役が多いけれど、それが似合ってしまう。でも、本当はかわいい人」と称した。この日の模様は、4月22日に放送される。

○全シート取替、デジタル増設、座席指定購入など

 シネマイクスピアリは、昨年7月に開業10周年を迎えた。同年4月から1年間にわたり様々な企画を行ってきたが、今回のリニューアルがその最後を飾る。2Fホワイエや各階ロビーはレッドカーペットを思わせる内装に模様替えし、ポスターケースや各種サインも改修した。16スクリーンの全座席を取替え、ゆったりサイズのシートを採用(3504席→3152席)。4スクリーンの一部には複数人数で座れる幅広タイプのシートを設置した。デジタルシネマは従来の3スクリーンから、ソニーのVPFスキームを活用して8スクリーンまで増設。3台あったリアルDの3Dも、4月中に4台目を導入。オンラインチケットではピンポイント購入を開始した。

 同劇場は震災後に休業したが、3月28日に営業を再開。今週は前週より上映回数が1回増え、レイトショー以外は上映できる態勢になった。砂長宏明シアター事業部長は「被災した地元の浦安市がまだ復旧しておらず、パーク(東京ディズニーランド&シー)も休業中で、まだ不十分ではあるが、確実にお客様が戻ってきているのを感じる」と話した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。