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PAR「マイティ~」浅野忠信会見

【FREE】PAR「マイティ~」浅野忠信会見

2011年06月17日
浅野忠信 浅野忠信

 パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給「マイティ・ソー」に出演した浅野忠信の記者会見が16日午後、ザ・ペニンシュラ東京で行われた。浅野は現在、イギリスで映画の撮影中であり、この会見のために帰国した。

 同作品は、「スパイダーマン」「アイアンマン」「X‐メン」等の大ヒットシリーズを生み出してきたマーベル・スタジオが手掛ける、初の3D映画。今度のヒーローは神。強すぎるがゆえの傲慢さが仇となり、追放され、人間界へ流れついた破天荒な主人公ソーを、ハリウッドの新星クリス・ヘムズワースが演じる。共演はナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスら。本作でハリウッドデビューを果たした浅野は、ソーに仕える三銃士の1人ホーガンを演じる。会見では、ケネス・ブラナー監督のビデオメッセージが流され、また、「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」において浅野と夫婦役で共演した松たか子が花束贈呈に駆けつけた。7月2日より丸の内ルーブル他全国で、3D/2D同時公開される。

浅野忠信 祖父がアメリカ人なので、常に自分の中にあるアメリカの血を意識してきた。子どもの頃にこの世界に入り、いつかアメリカ映画に出たいと思っていたので、やっとこういうチャンスが来たんだなと。英語はできないが、これまでモンゴルやタイで撮影の経験があったので、言葉は通じなくても大丈夫、心で通じ合えるという思いで臨んだ。監督はさすがに俳優の気持ちがよく分かっていて、余計な演出はしない。その一方で、アドバイスが欲しい時には的確に指示してくれる。

ケネス・ブラナー監督 主人公ソーは複雑な性格で、不完全なヒーローだが、やがて真のヒーローになっていく。タッド(=浅野)が演じたホーガンは、三銃士の中でもシリアスな性格で、3人のバランスをとる役。「モンゴル」を見て、タッドがホーガンに相応しいと思った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。