世界的人気ゲームを原作にしたCGアニメーション映画「ドラゴンエイジ ‐ブラッドメイジの聖戦‐」(製作:ティー・オーエンタテインメントほか日米合作/制作:OXIBOT)が、来年2月11日(土)より全国公開されることが決まった。曽利文彦監督がメガホンをとり、栗山千明、谷原章介、GACKTらが声優を務める。7日、物語にちなみ東京・赤坂のステリーナ教会で製作発表会見が行われた。
西洋の騎士や魔法使いが戦いを繰り広げるダークファンタジー。米国の原作ゲーム販売会社から直々に依頼を受けた曽利監督が「ピンポン」「あしたのジョー」などで見せたスピード感あふれる演出で原作の血生臭い激闘シーンを再現する。声優も豪華キャストがそろった。栗山千明が長編アニメに初主演し、主人公の女性騎士カサンドラの声を担当。また、谷原が主人公を手助けする魔法使いガリアン役、GACKTは主人公を追いかける騎士団のリーダー・ナイトコマンダー役を演じる。
国境を越えた企画で、米国からは北米最大級のアニメ配給会社ファニメーションらが製作に参加する。脚本は原作シリーズのライターでもあるジェフリー・スコット、キャラクターデザインは中山大輔、音楽は高橋哲也、サウンドデザインは笠松広司。さらに、GACKTが主題歌「Until The Last Day」(2月22日発売)を歌う。国内宣伝はエイベックス・エンタテインメント。国内配給はTOブックス。
原作のゲーム「ドラゴンエイジ:オリジンズ」は、09年に北米と欧州で発売され、血しぶき飛び散るリアルでハードな内容が世界中のゲームファンの心をつかんだ。日本では今年発売され、これまでに全世界で600万本を売り上げている。ゲーム第2作目が来年2月2日に日本でリリースされる予定で、映画で描かれる物語はその前章的内容となる。
▼曽利監督 完成間近です。本当に豪華なキャストの皆さんに声だけで出演いただくという贅沢なお願いをしてしまいました。アクションとドラマをどちらも手抜きなく両立させているので楽しみにしてください。
▼栗山千明 もともとアニメが大好きなので主演は光栄でした。私で大丈夫かなとも思いましたが、監督の指示が的確で実写と同じ感覚で楽しむことができました。本気で取り組みました。絶対に見応えがある作品だと誓います。
▼谷原章介 原作のゲームファンの期待を裏切らない傑作になると誓います。
▼GACKT 本当のダークファンタジーがどんなものか理解いただけると誓います。