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「宇宙兄弟」完成披露に小栗&岡田ら登場

【FREE】「宇宙兄弟」完成披露に小栗&岡田ら登場

2012年03月30日
「宇宙兄弟」の完成披露に登場した小栗、岡田らキャストと監督 「宇宙兄弟」の完成披露に登場した小栗、岡田らキャストと監督

 東宝配給「宇宙兄弟」のジャパンプレミア《完成披露舞台挨拶》が28日、東京国際フォーラムで行われた。舞台上スクリーンにプロモーション映像が流れカウントダウンがスタート、カウントゼロでロケット打ち上げ映像と共に発射音が場内に響き、スクリーンが真っ白になって、逆光で照らされたキャスト・監督のシルエットが浮かび上がり、主題歌と共に地球階段上からキャストの小栗旬、岡田将生、濱田岳、新井浩文、井上芳雄、塩見三省、堤真一、そして森義隆監督が登場した。

 本作は、累計発行部数750万部を突破した大ヒット漫画を実写映画化した感動作。小山宙哉による原作(講談社『モーニング』連載)は、「宇宙」を舞台に「兄弟」という絆を描き、2011年に講談社漫画賞と小学館漫画賞をW受賞という史上初の快挙を達成。今回の映画化プロジェクトには、NASAケネディ宇宙センターでの大型ロケや、JAXAの全面協力を得て完成した(129分)。

 幼い頃の約束を守るために真っ直ぐに突き進む“ROCK”な兄弟・ムッタとヒビトに小栗と岡田が扮し、兄のムッタが憧れる宇宙飛行士候補生・せりかを麻生久美子が演じた他、豪華キャストが集結。主題歌の「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく~」(EMIミュージック・ジャパン)は、最新アルバムが全米・全英チャートをはじめ全世界でNO.1に輝くロックバンド“コールドプレイ”が日本映画史上初の楽曲提供しているのも話題となっている。

 08年に監督した初の劇場用長編映画「ひゃくはち」が高く評価された若手の森監督がメジャー映画に挑戦。脚本は大森美香、音楽は服部隆之、企画・プロデュースは川村元気と臼井央が手掛けた。製作は、東宝、講談社、電通、トライストーン・エンタテイメント、TOKYO FM、毎日新聞社、日本出版販売、Yahoo!JAPAN、ファミマ・ドット・コム。製作プロダクションは東宝映画。5月5日(土)より全国東宝系にてロードショー公開される。

 映画化もされた“はやぶさ”ブームにより宇宙への関心が高まっているが、「はやぶさ」が地球へ帰ってくる感動物語なら、本作は、宇宙という果てしない夢をひたむきに目指す兄弟の姿を通し、夢を追い続ける勇気と、誰もが見た夢への熱い思いがよみがえってくる、“宇宙”へ向かう物語だ。“はやぶさ”映画の興行がいずれも期待を下回っただけに、本作がどのような興行を見せるのか注目される。

小栗旬 いろんな人間達の真っ直ぐ前に進んでいく思いが詰まっている。

岡田将生 夢を自分でつかみ取っていくことが描かれた素晴らしい映画。

森義隆監督 2年半かけて作った、スタッフ・キャストの思いが込められている。

※写真は、左より森監督、井上、濱田、岡田、小栗、堤、新井、塩見

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。