閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『大奥~永遠~』堺・菅野ら完成披露試写

【FREE】『大奥~永遠~』堺・菅野ら完成披露試写

2012年10月27日
舞台挨拶の様子 舞台挨拶の様子

 松竹+アスミック・エース配給『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』(製作:アスミック・エース エンタテインメント+TBS+松竹+白泉社+電通+CBC+MBS+RKB+Yahoo!JAPAN+TBSラジオ+SBS+RCC)の完成披露試写会が25日、東京の丸の内ピカデリー1で行われ、出演の堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、そして金子文紀監督が舞台挨拶を行った。

 本作は、2010年10月に全国公開され、男女逆転の世界が話題となり、興収23億円の大ヒットを記録した映画『大奥』の続編。今回は、かつてない最短期間での連続テレビドラマ&映画という連動続篇プロジェクト。男女逆転大奥誕生の謎に迫る連続テレビドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」は、TBS10月クールの金曜ドラマとして10月12日夜10時から放送中。そして、男女逆転大奥最盛期に渦巻く愛と野望の劇場版『~[右衛門佐・綱吉篇]』は、12月22日(土)より全国公開。

 よしながふみの原作(白泉社『MELODY』連載)を映画化した1作目の映画『大奥[水野・吉宗篇]』では、8代将軍・吉宗の時代に大奥にあがった青年・水野を描き、TVドラマ「~[有功・家光篇]」では時は遡り、3代将軍・家光の時代に出家した院主でありながら還俗させられた家光の側室となった有功を、そして本作『~[右衛門佐・綱吉篇]』では、5代将軍・綱吉の時代に野望を胸に大奥にあがって来た右衛門佐の姿を描く。

 ドラマ版で院主・有功、映画版で有功に瓜二つの男・右衛門佐という一人二役の主役を堺が演じ、ドラマ版で初の女将軍となる3代将軍・家光役に多部未華子、映画版で5代将軍・綱吉役に菅野が共演。他に尾野真千子、田中聖、要潤、市毛良枝、榎木孝明、由紀さおり、堺正章、宮藤官九郎らが出演。プロデューサーは磯山晶と荒木美也子。脚本は神山由美子。主題歌は、MISIAの「Back In Love Again(Feat.布袋寅泰)」(アリオラジャパン)。

▼金子監督 映画は4本目だが、この作品が一番気に入っている。自分で自分を褒められるくらいの作品。お陰さまで役者さんたちの気持ち、お芝居がしっかりと撮れた。今回は右衛門佐の30歳過ぎから60歳くらいまで、約30年の話を描いているので『大奥』と名前は一緒だが、前作とは全く違うものとして取り組んだ。

▼堺雅人 突飛な設定ではあるが、京都の素晴らしいスタッフ、そしてキャストの皆さんとどこに出しても恥ずかしくない時代劇として作った。

▼菅野美穂 天真爛漫で支離滅裂、予測不可能な女性(綱吉)ですが、原作からしっかりとパワーをもらって演じた。撮影はとても光栄な日々でした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。