演歌歌手、こゆりが22日、ニューシングル「貴船路~きぶねみち~」の発売(2月6日=徳間ジャパンコミュニケーションズ)を記念した“ほのぼのライブ”を東京・赤坂シュビアで行った。
実に2年5カ月ぶりとなる新曲。「演歌と歌謡曲の間のとても素晴らしい作品をいただいた」と披露。作・編曲の若草恵氏が「鳥肌が立つ」と絶賛する“鮮烈でさわやかな歌声”で魅了し、歓声を浴びた。
事務所はベスト・フレンド・アーチスト。05年デビュー以来、一貫して“都会で頑張って生きる現代女性の心情”を歌い続ける。新たに幻想性とロマンを追及した“新しい日本の叙情歌”が誕生。京都・洛北を背景に恋に破れた女性を描いた詩は喜多條忠氏が手がけた。
この日のライブは、ディナーショー形式。休憩をはさんだ2部構成で、こゆりがメドレーやカバーを含め全15曲を熱唱した。全国各地から駆けつけたファンの中には、震災被災者の姿も。アンコールでは「上を向いて歩こう」を歌い、エールを送り合った。こゆりは「これからも一生懸命歌っていきます」と話していた。