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放送界、8月第4週(21日~27日)の動き

【FREE】放送界、8月第4週(21日~27日)の動き

2006年08月29日
 今夏の甲子園はおもしろかったと評判。球史に残る37年ぶりの決勝再試合も1点を争う好ゲームの末、早稲田実が駒大苫小牧の3連覇を阻み初優勝を果たし、この両校の熱闘に惜しみない拍手が送られた。早実・斎藤、駒苫・田中の両投手は休む間もなく “日米決戦” に備え合宿へ、今年のドラフト会議の “超目玉” と球界の話題をさらう。TBSが持ち株会社制に移行する方向を検討中という共同通信の配信に、一部新聞が系列局も傘下と掲載したが「そんな事実はありません」の勇み足報道。総務省は地デジの視聴地域への補助制度を来年度予算に盛り込む。

〈21日〉
電通「四半期業績」でサッカーW杯が貢献し単体売上3957億で5・1%の過去最高を記録。LFがTV中継のない「ナイター」がラジオでどの程度聴かれているか調査で予想上回る好データ。NHK高校野球の決勝再試合は20・9/23・8%を記録。

〈22日〉
NHK経営委員会は諮問機関としてコンプライアンス委員会の設置を決め9月に発足へ。TBS「世界遺産」にユネスコから放送10年を記念し民間企業としては初の感謝状が贈られた。電通には中国から10年にわたる広告教育活動で表彰。アミューズ大里会長が所有する自社株の一部20万株を従業員や所属するアーティストに無償贈与すると発表。J:COMはケーブル下関の株式を地元株主から取得し9月連結子会社化へ。テレ東「アド街ック天国」の公式モバイルサイトを携帯3社でサービス開始。

〈23日〉
BPO放送番組委員会の委員に9月から漫画家の里中満智子氏の就任が決定。フジは中国・北京で開幕の放送機器展「BIRTU2006」に日本の放送局として初めて自社開発技術を展示。スカパーは欧州サッカー「UEFAチャンピオンズリーグ」3シーズン独占契約。

〈24日〉
TBSと楽天は提携交渉の期限について4回目となる9月末まで延長する方針を固めた。著作権法見直しを論議してきた文化審議会は1P放送の権利処理をCATV並に簡略化を図る。JEITA「7月」地デジ機器の国内出荷で累計出荷1254万台と順調に伸びている。

〈25日〉
竹中総務省は通信と放送をめぐる法制度の見直しで有識者による研究会を30日に開催する。TBSは「ニュース23」のキャスターに9月25日から草野満代に代わり元NHKの膳場貴子アナを起用。tvk代理店説明会では新設の「ヨコハマNEWSハーバー」でのイベント展開など。

〈26日〉
日テレ「24時間テレビ」愛は地球を救う29は絆をテーマに全平均17・7%と歴代2位の好成績、募金も20時現在で2億96百万円。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。