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放送界、8月第3週(14日~20日)の動き

【FREE】放送界、8月第3週(14日~20日)の動き

2006年08月22日
 熱い甲子園の高校野球。連日、郷土の声援に後押しされ全力投球の球児たちの姿は、残暑の厳しい日本の夏に欠かせない爽やかな風をおくる。世界一になった日本のベースボールの源がここにと、米国のTV局クルーが特番取材で来日する日本の文化。好天に恵まれ「今年の甲子園はおもくるしい」という評判の中で、勝ち進んで迎えた決勝戦は、37年ぶりの夏3連覇がかかる駒大苫小牧と、初の栄冠を目指す早稲田実の好カードに。両校投手が一歩も譲らない白熱したゲームを展開、37年ぶりという決勝での再試合になった。NHK中継の関東地区視聴率は29・1%。この高校野球に “主役” を奪われたプロ野球は、下位を低迷する「巨人」のナイターが先週6ゲームの平均6%。開幕した「女子バレーグランプリ」は日本戦3ゲーム17・1%と健斗している。

〈14日〉
TBSは新人研修日誌スペシャル版「新人アナウンサーお披露目します!」をインターネットでライブ配信を開始。ブロードバンド映像配信サービスの「フォースメディア」は日本国内のプロレス3団体の映像を月額945円で見放題パックの提供開始。

〈15日〉
日テレは東京ドームの巨人6連戦(ヤクルト、中日)で来場者に「ワンセグ野球データ放送」の無料体験キャンペーンを実施。スカパーは「Jリーグ」の07~11年の5シーズンにわたる日本国内でのCS独占放送権と、1Pインターネット及びモバイルの独占放送権の取得を発表。Jリーグは地上波とBSでNHK、TBSとの放映権契約についても公表し契約金は総額で年間50億円。博報堂DYMとソニーMEは団塊世代とナイターを応援する5話連作のオリジナルCM「オヤジズム CM」を制作し放送開始。JCOMは7月末現在の加入世帯数が前月末比13・3%増の累計222万8400件となった。

〈17日〉
ATPは会員社に募った「製作費削減に関するアンケート」の結果を発表し「制作費削減の状況は深刻な事態になっている」、利益は2年前の50%減という厳しい状況が浮きぼりに。BSフジ「日本の近代化遺産~大いなる商都・民の力~大阪の近代化遺産」が06年度教育映像祭優秀映像教材奨のビデオ部門で最優秀作品を受賞。プレゼントキャストは「世界バスケ」全80試合のハイライト動画を無料配信をスタート。

〈18日〉
USENは連結子会社ギャガコミュニケーションズをギャガ1株に対し0・15株の株式交換で完全子会社化を発表。電通とCCIはポッドキャスティングによる本格的な音声広告配信のサービスを9月1日から開始を発表。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。