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松竹『あさひる~』主要キャストに國村隼ほか

【FREE】松竹『あさひる~』主要キャストに國村隼ほか

2013年06月06日
 松竹は、『釣りバカ日誌』の原作者・やまさき十三氏が初監督する映画『あさひるばん』の主要キャストを発表した。

 作品は、手紙をきっかけに30年ぶりに再会した元高校球児3人を主人公に描くコメディ。

 出演は、主人公の元高校球児役に國村隼(主演/浅本役)、板尾創路(日留川役)、山寺宏一(板東役)。ヒロイン役に桐谷美玲。そして高校時代のマドンナ役に宮崎県出身の女優・斎藤慶子。同じく宮崎県出身の温水洋一。さらに映画『釣りバカ日誌』の浜崎伝助役でおなじみ・西田敏行の出演が決定した。

スケジュール:撮影2013年5月11日~6月中旬、公開2013年11月全国ロードショー決定(配給:松竹)。

▽國村隼 内容的には「オジサンたちの青春グラフィティー」だと思っていただけたらと(笑)。やまさき監督が今回、初めて監督を手掛けるわけですが、『釣りバカ日誌』のテイストというか世界観をそのまま再現したような作品になるんじゃないかと思って、自分でも楽しみにしています。

▽板尾創路 『あさひるばん』というタイトルは3人の苗字から取っているんですが、タイトル通り「朝昼晩」と撮影してます(笑)。幼馴染の3人の男同士が再会する話なんですが、特に僕らのような50代前後の方々は、映画館で見たら熱いものを感じてもらえるんじゃないかな。

▽山寺宏一 まさかこのキャストの中に自分が参加できるとは思わず、長いドッキリを仕掛けられているんじゃないかと、今でも思ってます(笑)。

▽桐谷美玲 先輩たちに囲まれて教えられることも多く、緊張しながらも、私の演じる有三子という役は健気でまっすぐで可愛らしい女の子だと思うので、私なりに楽しんで毎日撮影に取り組んでいます。素敵な作品に参加できて良かったなと思っています。

▽西田敏行 また新たなシリーズになる予感がしています(笑)。僕は3人が高校球児だった頃から野球部の監督をやっていたという役でして、今回は年月が経って彼らがいろいろ人生の問題を抱えながらも、それをコミカルに1本にまとめた作品なんです。でも今後、3人がそれぞれ3話ずつ撮ればもう10作目まで作れる(笑)。僕もずっと三國さんのような気持ちでいられるんじゃないかな(笑)。

▽やまさき十三監督 人生半ばになって「人生これでいいのかな」と思っていた3人の同級生が、昔の仲間に出会って、また元気を取り戻すというのが、映画の骨格になっています。映画の『釣りバカ日誌』は、西田さん・三國さんともに「シリーズとしての日本映画」というのにこだわって、22作までできたわけです。僕ひとりが、「すべての遺志を継いでいく」なんて無理なんですが、シリーズへの希望がかすかにでも感じられるような作品でありたいなとは思っています。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。