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『攻殻機動隊ARISE2』、石川氏ら挨拶

【FREE】『攻殻機動隊ARISE2』、石川氏ら挨拶

2013年11月21日
左から黄瀬、冲方、竹内、松田、中國、石川、乙幡の各氏 左から黄瀬、冲方、竹内、松田、中國、石川、乙幡の各氏

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 人気アニメ「攻殻機動隊ARISE」シリーズの第2話『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』(配給:東宝映像事業部)の30日からの上映に先がけ、18日に完成披露上映会が行われた。当日は、会場のTOHOシネマズ六本木ヒルズに製作総指揮の石川光久、総監督・キャラクターデザインの黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本の冲方丁、第2話監督の竹内敦志、声優の松田健一郎、中國卓郎の各氏が駆けつけ、舞台挨拶が行われた。

 第1話(6月22日~)は全国20館で上映され、興行収入1億円突破の大ヒットを記録。全4部作のスタートを華々しく飾った。今回は劇場を3館追加し、全国23館で上映予定(2週間限定)。上映館では劇場版限定ブルーレイ(税込8000円)を数量限定で販売する。また、劇場上映と同じ30日より有料配信もスタートする。

 舞台挨拶では、はじめに石川氏が「この映像こそ、ハリウッドや世界の実写が追いつこうとしているもの。今日、映像を観てそれが確信に変わった」と語り、同作は「プロダクションI.G史上ベストのアクション映像」と太鼓判を押した。

 黄瀬監督は「初号を観るまではどういうフィルムになるか想像がつかなかった。3DCGのシーンは竹内監督がチェックをしていたので、初号を観て、その映像に驚いた」とし、冲方は「見たことがあるようでいて実は見たことのないものをピックアップしてシーン作りに加えた。例えばバトーと素子が本気で殴り合ったり、サイトーが素子を撃とうとしていたり…。仲間同士で、今まで無かったシーンを組み込んだ」と見所を語った。

 また、竹内監督は「バイクのシフトチェンジなど、コンテの段階でリズムを刻むようにカットを作っていったが、黄瀬監督と話し合い、ワンカットになった。ワンカット処理にすればするほどワンカットの内容のハードルが上がるのでヒヤヒヤした」と制作中を振り返った。

 舞台挨拶終盤のフォトセッションでは、義体メイクを施し、セクシーなコスチュームを着たモデルの乙幡紗希も登場し、舞台に華を添えた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。