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太田隆文監督『向日葵の丘~』常盤貴子主演

【FREE】太田隆文監督『向日葵の丘~』常盤貴子主演

2014年04月22日
常盤貴子 常盤貴子

 大林宣彦監督に師事している太田隆文監督が、今から31年前の“1983年”を舞台に、新作の青春映画『向日葵の丘‐1983年夏』の製作を決定。大林監督の新作『野のなななのか』(5月17日公開予定)でも主演を務めている常盤貴子を主演に迎え、昭和の懐かしい風景を残す静岡県島田市でオールロケを敢行する。

 バブル直前の83年は、東京ディズニーランドが開園し、ファミコンやカロリーメイトなどが発売され、“義理チョコ”という言葉が流行語になるなど、日本人の日常生活が大きく変わった年。脚本も手掛けた太田監督はこの83年に注目し、「2013年」と、常盤演じる多香子が高校生だった「1983年」という時代を見つめることで、友達や親子の絆の大切さを描く。日本版『ニュー・シネマ・パラダイス』とも言える内容で、常盤演じる主人公が、83年に一緒に映画館に入り浸り、町を巻き込んで8ミリ映画を作った高校時代の友達の余命を知り、青春時代を回想して、ふるさとに戻るというストーリー。常盤の高校時代の友だち役に、田中美里と藤田朋子。3人の高校時代役に、オーディションで選ばれた芳根京子、藤井武美、百川晴香。脇に別所哲也、津川雅彦などのベテラン勢を迎え、来年春の公開に向け、島田市で撮影を開始する。製作・配給はIPSエンタテインメント。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。