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『イン・ザ・ヒーロー』、完成披露に唐沢ら

【FREE】『イン・ザ・ヒーロー』、完成披露に唐沢ら

2014年08月13日
『イン・ザ・ヒーロー』完成披露舞台挨拶に唐沢寿明ら登場 『イン・ザ・ヒーロー』完成披露舞台挨拶に唐沢寿明ら登場

 東映配給『イン・ザ・ヒーロー』(9月6日公開)の武正晴監督、出演の唐沢寿明、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、日向丈、杉咲花、加藤雅也、和久井映見による完成披露舞台挨拶が11日午後、丸の内TOEIで行われた。

 同作は、25年間、辛酸を舐めてきたベテラン・スーツアクター本城渉(唐沢)が、ハリウッドのアクション大作からのオファーを受け、命も落としかねない高さ8・5mからの落下や、燃えさかる炎の中での忍者100人斬りと、激しいアクションに挑む一発逆転のエンターテイメント。

 完成披露舞台挨拶は、「実写のウッディ(・プライド)です」と唐沢が劇場の笑いを誘いスタート。唐沢は、本作のテーマの一つに“やり続けること”を挙げ、25年間スーツアクターを続けている主人公の姿から、アクションだけでなく、意外とシリアスに巻き込まれて最後は感動してしまう部分も楽しんでいただきたいと述べた。唐沢と物語上で師弟関係にある福士は、剣を振っている時など一つ一つ丁寧に教えてもらった撮影現場での体験を織り交ぜ、唐沢との関係が現実と物語で同じになっていたと答えた。

 武監督は、上手く行かないことも多々あるが、自分が大事にしてきたことをやり続けることが大切だと、これから映画を観る人や、夢を追っている人へのメッセージとして語った。

 主演の唐沢は、「映画は10本やって9本外す。1本当たるかもしれないと信じてやっていくしかない。僕らが失敗した時はイジッてください。それを糧にがんばっていきます。皆さんも映画を観て勇気づけられてください」と述べ、夢を追う人々にエールを送り締めくくった。

(写真は、左より武監督、加藤、杉崎、和久井、唐沢、福士、黒谷、寺島、日向)

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。