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放送界、2月第1週(29日~4日)の動き

【FREE】放送界、2月第1週(29日~4日)の動き

2007年02月06日
 「あるある」ねつ造問題の波紋広がる。関西テレビ中間報告でずさんな番組チェックを露呈、納豆以外の疑惑も相次ぎ浮上、総務省は7・8日NHK、民放15局ヒアリングへ。TV局の制作構造問題が焦点に移る。

〈29日〉KTV山本紘専務会見、ねつ造問題で中間報告。フジ村上社長一般紙会見で信頼裏切る放送のお詫びと再発防止取り組み。主協はKTVと民放連に再発防止を要望したと公表。東京高裁、番組改編訴訟で取材対象者の“期待権”侵害等でNHKに賠償命令。地デジ受信機出荷1700万台突破。地デジ推進検討委、デジタル視聴実態の把握へ具体方法など今後の検討課題協議。

〈30日〉民放連、07年度営業収入はTV2・8%減、ラジオ3・1%減の見通し。J:COM森泉社長「番組質向上へチャンネル削減」と06年度決算説明会で言及、業績は2ケタ増収増益。WOWOW第3四半期増収増益。日本テレワークがATP1月末退会。ATP工藤理事長、新年賀詞交換会で「自信と誇り持ち番組制作に尽力して欲しい」と挨拶。博報堂DYMとリピット、TV・CM情報の携帯向けサービス「T‐メモ」開発。

〈31日〉TBS「地球環境の保護」全社的取り組み方針公表、1日付地球エコ委員会発足。日テレ、TVアニメ「デスノート」全世界配給決定。スカパー加入計画下回り通期売上予想を15億円減に修正。スカパー、オンデマンドTV株式追加取得5%保有決議。スペースシャワーTV視聴世帯700万突破。中京テレビ「ワンセグ」データ放送統合制作技術など実証実験開始を発表。

〈1日〉テレ朝、時代劇レギュラー放送9月終了、今後大型時代劇SP年6本制作・放送。NHK橋本会長会見、受信料値下げ検討9月報告と住基ネット活用検討など。スカパー仁藤社長会見、07年度110度CS放送はHD3~5チャンネル追加など説明。テレビポータルサービス「アクトビラ」開始、公式サイト59用意など。NHK、英伊独公共放送の研究機関と7・8日国内でジョイントミーティング開催、将来の放送サービス開発や実用化推進で連携協定調印へ。LF「東京6大学野球」中継決定。USEN「GyaO」テレビ向けサービスも開始。

〈2日〉テレ朝2011年度売上3千億円、プライム視聴率トップ獲得の5ヵ年中期経営計画。テレ朝とデジタルスケープ合同会社4月設立しコンテンツ発掘サイト「ブロードスター」事業展開。テレ朝第3四半期増収減益。糸山英太郎氏保有のテレ東株12・55%に増える。WOWOWと米アカデミー協会、都内で映画SFXキャラクター展示会オープン。朝日放送、中国でトミーズ健尻露出収録番組の放送中止決定。日テレ大杉君枝アナ死去、自殺か。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。