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ザ・キングボーイズ、東京で初のライブ実施

【FREE】ザ・キングボーイズ、東京で初のライブ実施

2014年10月29日
ザ・キングボーイズ、東京で初のライブ実施 ザ・キングボーイズ、東京で初のライブ実施

 キングレコード所属の演歌歌手・北川裕二、藤原浩、岩出和也の3人によるユニット「ザ・キングボーイズ」が27日、東京・渋谷の「マウントレーニアホール渋谷」でライブを行った。

 ザ・キングボーイズは昨年7月に結成され、1960年代のオールディーズやグループ・サウンドを彷彿とさせる「渚のムーンライト」でデビュー。今年7月9日に第2弾シングル「涙のロンリーボーイ」を発売した。

 普段はそれぞれソロの演歌歌手として活動しているため、昨年はスケジュールの都合で3人揃っての活動は十分に出来なかったものの、今年はライブ活動が本格化。9月に島根、10月に大阪、郡山等をまわるライブツアーを敢行。この日は東京で初のホールライブとなった。

 約400人のファンで満席になった客席を前に、3人はお揃いの黒いスーツ姿で登場。リーダー・北川裕二が「ザ・キングボーイズです。今日は普段歌っている演歌とは違う曲の数々を歌いますので、皆さん楽しんでください」と挨拶。3人で振り付けやステップを合わせて、オリジナル曲「渚のムーンライト」「涙のロンリーボーイ」「悲しき瞳」を披露した。時折、誰かが振り付けを間違えるのもご愛嬌で、その度に客席から笑いが起きて和やかな雰囲気に。「たまに誰かの振り付けが遅れたり、抜けたりする。それが我々キングボーイズの良さですから」(北川)。

 さらにグループサウンズの名曲「夕陽が泣いている」「亜麻色の髪の乙女」「花の首飾り」「ブルー・シャトウ」などをメドレーで歌唱。

 後半はそれぞれソロの新曲(岩出「くすり指」、藤原「みちづれの花」、北川「恋雨みれん」)を披露。ラストにもう一度「涙のロンリーボーイ」を披露し、メドレーを含め全24曲で大いに盛り上げた。

 ステージ上では3人のアドリブトークが炸裂。主に北川がダジャレを連発し、岩出がつっこみ、藤原がまとめるというパターンで、客席からは常に笑いの絶えないステージとなった。


※写真は、左から岩出和也、北川裕二、藤原浩。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。